使っている PC のアップグレードというか、HDD の移行を行ったので備志録として書いておく。
これまで使っていたのはこの PC 、パーツを購入して組み立てたもの。CPU は Pentium そのパワーよりもメモリを大きくとることに主眼を置いた。シリアルポート、USB3.0 拡張 IO カードも実装している。
通常の使用では全く問題ないのだが、3D CAD 、電磁界シュミレーターを動かしたりすると、さすがにCPU パワーの不足を感じるようになったのでアップグレードを計画。
マザーボードが Core-i7 まで対応しているので CPU を交換することにして、中古のパーツショップやヤフオクを見てみた。CPU 単体が意外に高い、というか PC 本体セットの中古が比較的安い。そこで Core-i5 以上であること、PCI-e の拡張ボードが挿せることを条件にさがしてみた。これまで使っていた CPU Pentium 、これよりもパワーの大きい CPU は Core-i5 以上のものとなる。PCI-e は元の PC からデュアルディスプレイカードを転用するため。
ヤフオクで FMV-752 OS 無しがが比較的安い値段で出ていた。このモデルは、業務用として使われたもので RAID0 の DISK インターフェイスを搭載している。つまり PCI-e の拡張ボードが挿せる。使用できる I/Oが少なくなるが、これまでの運用から問題なしと判断した。
プロダクトキーは張り付けてあっても OS をインストールするのは手間なのか、比較的安い。競争者なしで 13,000 円ほどで落札した。
Windows10 でハードディスクの中身はそのままで別の PC に移行する方法はネットにたくさんある。ほとんどの記事がライセンス認証のため、ローカルアカウントではなく、Microsoft アカウントが必要だという。 Microsoft アカウントは持っているが、ずーっとこのアカウントで使うのはどうもいやである。
ローカルアカウントで認証をやってみて、だめだったら Microsoft アカウントに切替える、ということで進めてみた。PC はデバイスドライバをインストールしたり、勝手に再起動したりして、無事そのまま動くようになった。
ライセンス認証を確認すると「デジタル認証されています」とのこと。Office のアプリも全く問題ない。
デジタル認証されていないと、電話での再認証などの手続きが必要になるようだ。LAN の MAC アドレスに紐づけられたソフトも再登録して OK となった。Core-i7 の4Core の CPU で電磁界シュミレータの大きなモデルでも短時間でシュミレーションできるようになった。
もうひとつ、研究会やオフラインミーティングで使用していた FMV note 、特に UpDate の必要も感じなく Widows7で走らせていた。外部でのミーティングがオンラインになって出番が無くなっていたが、久しぶりに電源を入れて使って見ると、
Officeが認証されない。ファイルを開くことはできても、印刷、変更などができない。
ネットでの認証、電話認証を試してみたり、いろいろやったがどうしても認証されない。
どうも サポート期限の切れた Windows7をベースにしているのが問題なような雰囲気である。この Note PC はほとんどネットに接続しないので Win7 のままにしておいたのだが、仕方がないので Windows10 にアップグレードした。結果、何事もなく認証されてOKとなった。
古い Office ではこのようなことはなかったのだが、最近の Office はいろいろと、Microsoft の囲い込みがあるようだ。