支援モードで伊豆へ

コロナ戒厳令が解除されて伊豆へ支援に行ってきた。

それなりに客が入っているという噂のあった、10時16分川崎発の「踊り子号」はガラガラ、こちらはのびのびできて快適ではあるが色々と心配になる事態。

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毎度同じ画像であるが、いつもの伊豆熱川の源泉は元気に蒸気を出している。ここも久しく下車していない。ここにある有名なバナナワニ園に行ったのはいつのことだろうか。

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妻の実家に到着。その日は雨で気温も低く寒かった。翌日は快晴、陽がさして暖かくなりコンクリートが良い具合に温まったのか猫はごらんのとおり、まったりとしている。冬毛になる季節なのか毛を梳くとたくさんとれる。

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ひとり暮らしの義母の大事な友達でなにくれと話しかけたりしている。知人は飼っていた猫が死んでしまってからは、話しかける相手が無くなり言葉を発することも無くなったと言っていた。

季節がいろいろとめぐるせいなのか、さくらも一輪だけ咲いていた。

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私は腰の調子がいまいちなので農作業はできない。義母あてに来た書類を点検したり、健康状態をみたりとそれぞれの作業を分担して行う。

みかん採りは妻のしごと。気温が下がったりして色づき始めているがまだまだ。こちらの極早生は味も薄くてお店に出すのはどうかなと思うできなのがだ、競争相手が少なく猿も手を出さないうちに売ってしまおうという義母の戦略でせっせと採る。いつもだとこんなに青いところが残っているものは採らないのだが。

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こちらはシークァーサー、前回一か月前から来たときよりも少し実が大きくなったが、全体的には変わらなく緑が濃いままである。が、香りはがぜん強くなった。お醤油にたらしたり、泡盛に入れたりすると強烈な香りが味を引き立てる。酸っぱい系の柑橘はすだち、かぼす、ゆず、レモンなどあるが全く系統が違うと感じる。

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シークァーサーは原種に近いのだろう、粒が小さく大量に実る。なので値段は安いが手間いらずで果季が長くそれなりにファンも多い。木が二本あって同じ時期の植えたのに対照的に味が違う。画像のものは、やや軟弱な味。もう片方は野性味たっぷりでほんとうに味わい深い。

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メインの温州ミカンの木々やその他の品種もまだまだ早い。熟してくると、このように低い木はイノシシうあシカにやられ、上からは猿が狙うという事態。電気柵を補修したり、バッテリを充電したりと手入れをする。

いろいろと時間が足りなくて温泉には行けなかったけど、たくさんの作業が進み、充実した日々でした。