Elecrow から今年最後の基板

Elecrow に発注していた基板が届いた。中国はコロナで騒がれているので、今年中に届くか懸念されたのだが、間に合った。クリスマスプレゼントも入っていた。

おまけの星形のものは実際の基板で LED などを取り付ければイルミネーションとして機能すると思う。作り方がどこかにアナウンスされていると思うが。4組送料込みで $14.45、相変わらず激安である。ガーバーファイルをアップロードしてから10日ほどで受けとることができた。

左の二つは前回も製作した CubeSatSim Lite 、右上は MLA のコア給電部タップ切替コントローラー、その下が Filter 実験基板となっている。

 

こちら2種の CubeSatSim Lite 用の基板、前回製作した分がどうもスプリアスが多いので、LPF を強化したものを作ってみた。左は PCB 上にインダクタを製作してみたもの。右は通常の LC を使用する想定である。集中 LC の基板だけで良いかと思ったが、製作費が $1 と安いので PCB Coil 実験のため製作。

 

こちらはMLA のコア給電部タップ切替コントローラー。コアで給電するタイプの MLA を実験しているが、SWR が最適のコアの巻き数が周波数によって変化するためタップの位置をリレーで切替えられるようにしたもの。

以前にも製作したのだが、このようにトロイダルコアを取り付けて、基板のパターンと配線で巻線として基板からタップを取り出して使用する。今回はコントロール回路とコアの大きさを FT-240 に合わせた変更を行った。

これは 4種類の Band Pass Filter 実験基板、T型バターワースの構成として、左から集中 LC 型、PCB Coil1Turn、PCB Coil2Turn、PCB Coil3Turn として作ってみた。PCB Coil がうまく動作するだろうか。

中国はコロナの感染爆発によって大混乱しているらしい。プリント基板メーカー JLCPCB はコロナで遅れるという告知を出している。

今のところ Elecrow はそのようなことはないが、もう一組設計中で、以前から発注する基板の空きスペースに作りこもうと思っていたパーツも含めて春節前に中国から出荷できるように、もう一回発注できるだろうか。

 

今年の更新はこれで終わりです。

皆さま良いお年を !