QDX 5-band 5W Digi transceiver を作る

先日購入した QDX 5-band 5W Digi transceiver Kit しばらく家を離れざるを得なかったりして、放置していたのを組み立てた。全体としてかなりの部品点数になるが、表面実装パーツは全部取り付けてあるので、大きなパーツを半田付けするだけ。メインはコイル巻きだろうか。トロイダルコイルは難物だなー、巻き数を数えるのがめんどくさい。

あとはケース加工。専用のケースもあるが、ギチギチしすぎて気に入らないので注文しなかった。手持ちのケースにいれるべく加工を試みる。この基板はケースへの取付ネジが一個しかなく、専用ケースでは側面のガイドレールで止めるようになっている。慎重に採寸して、固定を工夫、こんなふうに完成した。

USB コネクタは端折って丸穴加工、電源 SW も付けた。

前後のパネルのネーム入れもしたいのだが、とりあえずは動作確認をすることに。

PC に接続して、JTDX を起動して動作確認。CAT のターゲットマシンを KENWOOD TS-440 に設定、最初 CAT がどうしてもうまく動作しなかった。電源投入の順序にあるようだ。まず、先に USB を接続しておいて、電源を投入しなければならない。

なんとか動くようになって、しばらく受信。接続したアンテナ 14MHz の MLA が盛大にチューニングがずれているのでそんなにたくさんの局は受信できなかったが、このとおり受信できた。

いろいろやって送信以外の主なコントロールは確認できた。

ところで、この QDX はシリアルポートにアクセスして、いろいろと設定・特性確認ができるようになっている。さっそく TeraTerm でアクセスするとこのように。

なかなかおもしろい。とりあえず Japanese band limit を ENABLE に設定しておいた。