再度 上海旅行 新幹線で蘇州日帰り

3月の上海旅行につづいて、再度上海旅行となった。
今回は、ホテルのクラスをすこし上げて、ホリデイインダウンタウン上海、駅の近くである。日本では、駅の近くというと、繁華街で一等地というところだが、中国では、そうでもないらしく、地方から人が集まるところで治安の悪い場所というところらしい。上海ガイドというHPでは、上海駅の北側は暗黒街と書かれている。幸いなことに、ホテルは南側で、なんとか普通のところのようだ。

駅は目の前なので、地の利を生かして、中国の新幹線で蘇州の日帰り旅行を計画した。切符は自動販売機で買える。席は1等、往復でひとりあたり130元(1700円)となる。2等にしようかと思ったが、乗ってみての混雑を見ると、やはり1等でよかったよ思う。蘇州までは、30分くらいなので、東京から小田原くらいのところだどうが、ずいぶんと安い。
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列車はこんな感じ。
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車内に速度表示がついていて、最初の駅をすぎたら、時速311kmとなった。
30分ほどで、蘇州についた。

蘇州の町は、駅の南側にある。駅を出ると、観光の客引きがものすごい。やれ、地図を買えだの、ひとり15元で案内するだの、タクシーはメーターで走るから、などといらないと言ってもうるさくつきまとわれる。
やっと、それらを振り払って、バスセンターまでたどりついた。が、どうしても、市内中心部へ行くバスがわからない。ガイドブックにある番号のバスがない。また、駅の南側へ線路をわたって行く道がはるかかなたにあり、とてもそれだとは思えない。中国の簡字体で書いてある地図がないので、バスの止まる停留所の名前が書いてあってもよくわからなかった。
やっと、「火車駅-汽車駅」というバスを見つけ、まあ、駅としかるべきところの連絡バスだろうと思ってのりこんだら、駅の南側のバスセンターを結ぶバスであった。
やっと、市内に入ることができた。
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市内は運河がはりめぐらされている。写真は、運河の掃除をしている人、網で落ち葉をすくっていた。蘇州には、世界遺産の庭園などもたくさんあるが、時間がなくてあまり、みることができなかった。

帰りは、4時30分発の便であった。途中にいくつもの高層アパートが見えたが、かなり暗くなっているのに、明かりが点いていない。日本だと階段や廊下などは必ず明かりがあるのだが、ない。なんだか、町が死んでいるように見えた。