アマチュア無線

Tandem Match Coupler を使った Power/SWR Meter

今どきトランシーバーには、Power/SWR 計はビルトインされているので製作する必要性というか動機にならないのだが、アンテナ( 特に MLA )の測定のため Tandem Match Coupler を使って Power/SWR Meter を作ってみた。 主な特性としては ・通過型 Power/SW…

UV-K5 を買う

JH1LHVさんのブログの一連の記事 に触発されて、話題の中国製 V/U トランシーバー UV-K5 を買ってみた。 びっくりするほど安い。送料込み 2000円くらいで購入した方もあるようだが、私の場合は2700円ほど。写真のように、無線機の本体、電池、…

JLCPCB から基板が届く

ずいぶんと長く更新してなかった。なにもやっていないわけでは無かったが、色々なことが重なってアクティビティが低下していた。 気を取り直して MLA48 のメンバーから頼まれたものも含めて基板を設計してクリスマスイブの日に JLCPCB に3組の基板を発注し…

ホントに久しぶりに秋葉原へ

いろいろと外出がままならない身体だが、助けを借りてホントに久しぶりに秋葉原へ行った。2年ぶりくらいだろうか。欲しいパーツは通販で取り寄せ、店頭でしか買えないものは妻にお願いしたこともある。ちょっと特殊な欲しいパーツもあり、今どうなっている…

4X4 アンテナスイッチャー 製作 失敗

ハムフェアも無事に終わって、積み基板や作りかけだったものの製作を進めている。以前より、HF アンテナ用に製作を進めてきた 4X4 MTX( 4入力・4切替出力 )のアンテナスイッチャーをようやっと完成させた。 背面からアンテナ4入力、側面に4個の切替…

ハムフェア 2023

ハムフェア 2023 無事終了した。私はスタスタ歩けないのでメンバーの車で移動した前日の準備と初日のみ参加。初日に色々あって歩き過ぎて二日目はとても参加できないと判断、撤収もメンバーにお任せした。 マグネチックループアンテナ研究会 MLA48 にはたく…

今年の HAM フェアは MLA48 のブースに出展

昨年のハムフェアは、私は体調不良によりお休みで、 お遊び系の MLA を作って 作品のみの参加となった。今年は MLA48 10周年ということで、メンバーの皆さんが初期のころに製作したものも多く展示することになった。 私も今年は体調がそれなりなので、作品を…

完成版 GPS ロガーのついた電界強度計

実験・製作中の「GPS ロガー付き電界強度計」JLC PCB に発注していた修正版の基板が届いたので、組み上げた。基板は写真のようにすこし大きく 8cm X 8cm として、なるべくパーツがはみ出さないようした。前回の基板をきちんと修正したつもりだったがまだまだ…

続 GPS ロガーのついた電界強度計

前回のエントリで紹介した GPSロガーのついた電界強度計、正規版の基板を JLC PCB に発注していたが、昨日届いた。他にも GPS モジュール、microSD カードモジュールも、それぞれ小型のものにして揃えたので、それらを合わせて組み上げてみた。 SDカードに記…

GPS ロガーのついた電界強度計

アンテナ研究会のミーティングで台湾メンバーから、GPS を利用してアンテナの特性を測りたい、との提案があった。電界強度計をドローンに載せて、三次元でデータを取りたいとのこと。日本ではドローンの規制が厳しいのでこのようなことはなかなかむつかしい…

続 Pico Balloon のこと

Pico Balloon の続き。Balloon がどこを飛んでいるのかが分かるサイト、先のエントリでも紹介したが、まずは SondeHub Amature 。地球上の任意の位置の Pico Balloon の位置を示してくれる。日付変更線のあたりで、飛行軌跡のトレースが不連続になるのがご愛…

Pico Balloon のこと

気球・バルーンと言えば1月にアメリカで撃墜された中国の偵察気球。これはかなり大きなもので搭載機材の重量も数トンという。 一方で主としてアメリカのアマチュア無線のチームが飛ばしているのが Pico Balloon である。直径1m程度の気球に重量10g Tracke…

「#趣味で作る人工衛星」

リーマンサットの人工衛星 RSP-1 の開発記録をまとめた「#趣味で作る人工衛星 」が先日発売されたので購入した。 製作して軌道に投入した実際の衛星の詳しい解説が記されている。CubeSat 関連ではこれまでにない本だと思う。私はあまり貢献できなかったが、…

QP-7C RP2040 FT8 トランシーバーの実験 3

いろいろと実験中の QP-7C RP2040 トランシーバー、QRP Labs の QDX と感度比較を行ってみた。 手持ちのSG Anritsu MG3700A で周波数を 7MHz 帯にセットする。信号出力は実験しながら調整したが、ご覧のように -110dBm に設定、変調はかけない。 この設定で …

QP-7C RP2040 FT8 トランシーバーの実験 2

実験中の QP-7C RP2040 FT8 トランシーバー、送信部のパーツを取り付けて送信モードやパワーの確認を行った。 終段のトランジスタはオリジナルは BD139 、その後、柏木総業で1個 77円の 2SC2314 がパワーが出るよという報告があった。秋月で売られている安価…

QP-7C RP2040 FT8 トランシーバーの実験 1

先日、QRP Labs の QDX 5-band 5W Digi transceiver を製作して、世界中でシンプルな Digi Mode トランシーバーが試作されていることを知った。ポピュラーなものは、uSDX github.com だろうか。非常にシンプルで良くできていると思う。Aliexpress にもこれを…

QDX 5-band 5W Digi transceiver を作る

先日購入した QDX 5-band 5W Digi transceiver Kit しばらく家を離れざるを得なかったりして、放置していたのを組み立てた。全体としてかなりの部品点数になるが、表面実装パーツは全部取り付けてあるので、大きなパーツを半田付けするだけ。メインはコイル…

QDX 5-band 5W Digi transceiver Kit が到着

QRP Labs Shop に発注していたデジタルモード専用トランシーバー KIT QDX 5-band 5W Digi transceiver Kit 3.5Mhz ~ 14MHz 版が到着した。 パーツ一式はこんな風になっているとのこと。ケースはどうしようかと思ったのだが、手持ちのケースを使うことにした…

続 CubeSatSim Lite を作る

以前にこちらで CubeSat Simulator Lite の実験を行ったが、持ち越しとなっていたことをいくつか実行。昨年末に届いた基板のうち、基板上にインダクタを形成して BPF とするボードを実験してみた。 私が使っている PCB CAD Eagle では基板上にインダクタを作…

ESP32 3.5inch LCD ボードでの開発

あっという間に今月も半ばになった。現役時代ほどじゃないけど年金生活者にも正月のイベントはある。それらにつきあったり、今月21日の中国の春節のお休みを避けようとPCBを設計して発注したり、Aliexpress のお店に注文を出したりで過ぎてしまった。かの地…

Elecrow から今年最後の基板

Elecrow に発注していた基板が届いた。中国はコロナで騒がれているので、今年中に届くか懸念されたのだが、間に合った。クリスマスプレゼントも入っていた。 おまけの星形のものは実際の基板で LED などを取り付ければイルミネーションとして機能すると思う…

CubeSatSim Lite を作る

先日 Elecrow から届いた基板で Cubeサット のシュミレーターの簡易版 CubeSatSim Liteを作ってみた。 アメリカの人工衛星愛好家団体 AMSAT に CubeSatSim プロジェクトというのがあり、簡単に言えばCubeSatの実際に近い模型を作って学習・教育に供しようと…

プリント基板のこと

昨日 Elecrow から基板到着。 今回はAMSAT の CubeSat Simulator 関連の基板4種各5枚を発注、このうち自分でアートワークしたのは一番左 CubeSat Simulator Lite の一つで、あと3種は下記のリンクからダウンロードしたガーバーファイルを利用した。 githu…

レーザーディスクでバタフライバリコンを作って MLA に仕立てる

レーザーディスクはアルミ箔をアクリルで挟んだ構造となっている。このアルミ箔を導体として使ってバタフライバリコンを作ってみた。 だいぶ前に秋葉原で1枚 100 円で買った直径 30cm のレーザーディスクをこのようにカットする。一般的なバタフライバリコン…

ハムフェアの入場券が届く

ハムフェア 2021 自作品コンテストの参加賞として、今年のハムフェア 2022 の入場券と 1000 円分の QUO カードが届いた。もとは 2020 年のコンテストに応募して書類審査・予選通過となったのだが中止になって、そのまま 2021 年に持ち越されて実機整備してを…

7月に入って

正確には明日 7月3日とのことだが今年も半分が終わった。近況をいろいろと。 コロナワクチン4回目の接種券がとどいた。静かな年金生活者はあまり外に出ることもないので感染のリスクも低いと思うが、今後のことを考えると接種したほうが良いことは間違いない…

LiteVNA の Calibration Kit について

今月、7月号のトランジスタ技術は nanoVNA の特集で、VNA の仕組みもさることながら、キャリブレーション、実際の測定、治具の製作について、たくさん書かれており良かったと思う。 LiteVNA は 6GHzまで測定できるとのことであるが、その測定精度を保証する…

Maker Faire Tokyo 2022 落選

先日エントリした Maker Faire Tokyo 2022 、本日連絡のメールが届いて、残念ながら落選とのこと。 もともと昨年当選した方々が優先で、今年の枠は少ないときいていたのだが、このように通知を貰うとやはり残念。テーマも良くなかっただろうか。来年からはコ…

20dB パワー ATT を仕上げる

ずいぶん前にヤフオクで入手した 100W 20dB の アッテネーター RFP-1398 、長いこと手つかずであったが、放熱器に実装して使えるようにした。使用した アッテネーター はこれ。 実装は、昔の CPU クーラーのアルミ放熱器を使う。もともとの高周波特性を生か…

中国製 SMA用トルクレンチのトルクを測定してみる

nanoVNA、LiteVNA と使ってきて、今のところ HF 用のアンテナの測定がメイン。せいぜいがところ VHF 144 MHz までがターゲットになっている。けっこうラフに扱っているが、精密な測定には SMA コネクタの締め付けトルク管理が肝要とのこと。 これから GHz 台…