スライディングルーフの断熱塗装

懸案となっていたスライディングルーフの断熱塗装は、腰を痛めてしまい、自分でできなくなってしまったので、塗装は業者にたのむことにした。以前に見積もりをお願いした、このうちを建ててもらった工務店にお願いして、塗装工のみを派遣してもらい、こちらが用意した資材(ガイナ)で塗装してもらうことにした。

先週末に一人来てもらって実施した。スライディングルーフの構造を説明し、工法を打ち合わせる。南側は、ベランダからアプローチできるが、北側までは、塗装用のローラー棒を延長しても届かない。7割くらいは南側からいけるので、残りの3割をルーフを開けて、内側から塗ることにした。
屋根の垂直部分は、今回の準備ではどちらも難しいので、天井部分だけとなった。

内外の養生をそれなりに行って作業開始。1回の塗装に2時間置いて重ね塗りをする。6時間ほどかかって、3回塗りとした。

効果は、というと、かなりある。絶大と言ってよい。
昨日は曇りで、さほど気温も上がらなかったが、今日午後の暑い中、ルーフに入っても、他の部屋とさほど変わらない。
事前に7月9日11時に放射温度計で測定しておいたデータでは、
ルーフ金属部    56℃ → 38℃
ルーフ断熱材表面 36℃ → 30℃
となっている。
本日の測定は14時、いずれも日照ありである。

もうすこし、連続的なデータが欲しいところだが、体感では、まったく暑くなくなった、つまり、屋根のある普通の部屋と同じになったと考えてよいと思う。これまでは、40℃以上になることもあったので、かなり効果があった。これならば、もうすこし、機材やそのほかの機器のことを考えて、クーラーを設置してもよさそうである。