ステラナビゲーターV.9を使ってみた

注文していた、ステラナビゲーター Ver.9 20周年記念版 が届いたので、インストールして使ってみた。
うーむ、どちらかというと、買う必要のないものだったか、という感じ。
これは、星図のソフトではなく、HPにあるように天文シュミレーションソフトなのだ。かなりリアルに天文現象や星空を表示できるのだが、星そのもののデータの情報が全くと言っていいほど提供されない。

これまでに使ったことのある星図ソフトは、Project Pluto の Guide 、あとフリーの
Sky Cart である。Guide は DOS 時代から使い始め、Ver7.0 までアップデートしていた。現在はVer9.0 であるが、引越しや転勤でメールアドレスが変わったため、アップデートの通知が受けられなかったのと、フリーのSky Chat の天体情報が変光星観測では間に合っていたために、Ver7.0のまま使っている。

ステラナビで恒星の天体情報を表示させると、GSC番号、位置座標、出没時刻しか表示されない。変光星であっても、星名、タイプと変光範囲が加わるだけである。これでは、まったくといっていいほど私の観測には役立たない。
Guideでは、Hipparcos やGCVS その他のカタログの情報、クロスレファレンスが表示される。

それなりに良くできたソフトなので、シュミレーション機能を生かした使い方を考えていくことにするか。