やはり振り出しに戻るか

昨晩、宮前平の会社から連絡があり、価格について連絡したいとのこと。いろいろと取り込んでいたので、きょうに廻してもらった。

劇的ではないのだが、更なる値引きの提示。今月中に契約すればとの条件付である。
むこうから貰ったのは、間取り図と立面図その他の設備関係の資料、見積書など。屋根や、壁、基礎をどう作るかなどのディテールはない。これではどのように自分のうちができあがるのかわからない。

みんなはこれで契約しているのかときくと、このほかに、仮の仕様書が付くという。それならば、その雛形も見せてくれればよいのに、契約書の雛形も先日請求するまで提示してくれなかった。詳細は別途というのが日本の伝統であることは長年の会社生活で理解している。しかし、このあと、詳細設計になって、いろいろと経費が膨らんでくるのは、いやである。契約の段階でそれなりに詰めておきたいのだ。だから、先日もらった見積書からのぶれ具合を示すものや、工事のディテールなどが欲しかったのだ。

壁はモルタル仕上げとのことである。これをサイディングにしたら、平均で何%くらい価格が違うのか、内装の違いはどう影響するのか。もちろん、積算資料をみても検討はつく。課実際に施工する会社の価格が欲しい。その上でこちらが判断する。

だが、これは無理のようだった。サイディングが希望であれば、材料を決めて、見積もりをとり、提示するともこと。これでは、様々な家作りへのシュミレーションができない。このIT時代に、まだ、このようなことをやっている。
結局、スピードのない会社とはパートナーとしてやっていけないのか。

明日、返事くれとのことだが、金額はどうであれ、今のままでは今月中の契約は無理だろう。いま、急いで契約する金額ではない。なによりも、工法や仕上げなどこちらの希望するものとなっていない。それを持ち越したまま、施工契約だけを結ぶことはできない。
家作りは本当に振り出しに戻ってしまった。しかし、寒さがピークで落ち込んでナーバスになっていた時期にくらべて、ずいぶんと暖かくなり、陽も長くなってきたので、ずいぶんと気力が充実してきた。がんばらなくては。