ルーフコントロール制御基板を実験

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スライディングルーフの電動化を進めているが、腰のケガもあり、中断していた。
観測シーズンも近くなって、また、いろいろと作業もできるようになってきたので、コントロール基板の実験を進めることにした。

単純に、ルーフを開閉するだけなら、さほどのことも必要はないのだが、観測ソフトからのコントロールや雨など天気が悪くなったときにルーフを閉じるなどの安全対策ルーフの状態示などを考えるとそれなりのハード・ソフトが必要になる。

検討の結果、作業効率も含めて、ルーフをコントロールする部分とLANで制御するパートに分けて構成することにした。
LAN制御には、8Bitのステイタスを入出力できるIP9212を使用する。サンプルソフトもついているが、特別なソフトを作成しなくてもWEBからもコントロール・表示できる

ルーフの制御はこれまでの実績のあるPIC16F883を使おうと思って、いくつかの実験をしてきたのだが、入出力のコントロールでいくつかの不可解な現象があるのと、入出力ポートが足りないのでいくつかの機能を盛り込むことができない。

というわけで、今回は、STM32LVDiscovery を使用することにした。入出力ポートがたくさんあること、値段が安いこと、開発環境がFREEで入手できることが決め手になった。
写真のように、開発テストボードを組上げてみる。リレードライバ、表示用のLCDを実装した、このあと、スイッチ、LEDなどを追加していく。