#工学

続 リーマンサット RSP-01 の電波を受信

復活した RSP-01 は昨日、22時台のパスで管制局から衛星に対して、GMSK で信号を送るようにコマンドが打たれたようで CW ビーコンに続いて GMSK のダウンリンク信号が検出できた。 これで、全体の通信系がほぼ設計通りに動いていることが確認できたようだ。…

リーマンサット RSP-01 の電波を受信

リーマンサット RSP-01 は 3月14日に ISS から放出されて、アンテナ展開したが、電波が弱い状態が続いていた。昨日28日21時25分のパスで管制局から予備の送信機に切替えるコマンドを送信、無事に切り替わったようで、わたしのところでも受信できるようになっ…

リーマンサット RSP-01 の電波受からず

3月14日 ISS から放出されて人工衛星となった の RSP-01 、管制局では無事にファーストパスの電波を確認できたそうだ。地上からのコマンドも受け付けられているようで、継続して CW ビーコンを送出している。 が、こちらでは受信できず。受信電界が当初予定…

S.A.A.2( nanoVNA-V2 )

先日入手してそのままになっていた、S.A.A.2( nanoVNA-V2 )を使ってみた。50Khz~3Ghzまで計測できるVNAというふれ込みである。 これまで、EU1KYなどいくつかのアンテナアナライザーを製作し、nanoVNAやziVANuも持っているので、興味はあるが特に必要ない…

TCD1304 リニアイメージセンサで分光器

ネットを見ていたら、東芝のリニアイメージセンサ TCD1304 を使ったシンプルな分光器の製作ページに行き当たった。 tcd1304.wordpress.comリニアイメージセンサ TCD1304 とSTM32 CPUボードを使って製作しているのとソフトも公開されている。電子回路はとても…

中華 NanoVNA

TT@北海道さんの設計による NanoVNA が中国のエンジニアにより改良されて、いくつかのところから格安で発売されている。中国版オリジナルはこの人によって開発されたものTT@北海道さん自身も良く内容を理解して製作していると述べられている。 …

PlutoSDRのRESET プログラム

サンプルプログラムやいくつかのWEBを参照して、PlutoSDRのRESET プログラムを作成した。プログラムの構成はシンプルに、 ・デバイスをOPEN ・PlutoSDRの電源回路の「切」コマンドの送信 ・PlutoSDRの電源回路の「入」コマンドの送信…

Pluto SDR を金属ケースに入れてRESET機能をつける

以前に購入した Pluto-SDRは人工衛星の受信やいろいろな実験にけっこう稼働率が高い。なかなか性能も良いのだが、使いかってかいまいちのところも。 ・PCとの接続はMicroUSBであり、接触不良となりやすい ・SDR#などでSDRソフトの負荷が大きいのか人工衛星追…

EU1KY アンテナアナライザの Upgrade

以前に製作した EU1KY アンテナアナライザであるが、MAL アンテナ製作に大活躍している。原作者のEU1KY さんのHPではソフトのバージョンアップは終了しているようだが、公開されているソースコードを元にいくつかのところで開発が進められている。 そのひと…

K6BEZアンテナアナライザの校正

このブログにK6BEZアンテナアナライザーで検索してたどりつく人が少なからずいる。あまり十分な情報を提供できずに申し訳ないと思う。 いろいろと実験した結果、このタイプのアナライザは誤差が大きく、校正して使わなければSWR値は信頼が置けない。共振点を…

PlutoSDR で中国の小形衛星の電波を受信

先日購入した PlutoSDR で中国の小形衛星の電波を受信してみた。2015年に打ち上げられた XW-2のシリーズで XW-2A~F(CAS-3A~F) 4台軌道にある。衛星の詳細なところを知りたいと検索しても、中国のページはヒットせず、なぜかAMSAT-UKのページしかひ…

PlutoSDR(ADALM-PLUTO)を購入

参加している Ryman Sat Project の 0号機は、9月11日「こうのとり」に同乗打ち上げが決定、国際宇宙ステーションから、10月ごろに衛星軌道に投入される日程がほぼ確定した。 私は同プロジェクトに地上局メンバーとして参加している。…

HAMフェア2018 雑感

今年もHAMフェアは、MLA48アンテナ研究会とHD 電波ホットスポット探検隊の合同ブースに参加。今年、私のアンテナ関連の新作は無いので、以前にも展示した自転車のリムを使った、14Mhz MLAを展示した。 合同の電波ホットスポット探検隊の高…

アナログ時計も作った

前回に引き続き、Maker Faire Tokyo 2018 の準備、原石水晶発振器の出力を分岐してもらって動作する、アナログ時計も作った。 と言っても、大昔に入手した、SEIKOの3相時計を駆動するボードを仕上げただけのこと。原振をPIC12…

ニキシー管時計ができあがった

あいかわらず、Maker Fafire Tokyo 2018 に向けた準備工作中。 展示ブースの場所も確定し、出展者情報も公開された。 多少レトロっぽくするために、ニキシー管を使った時計を製作。ニキシー管は10年以上前に購入したロシア製のIN-…

水晶原石を発振させる試み 今のところNG

水晶発振子は、電子機器のクロック用として古くから使われているポピュラーな部品。初期のころは、天然水晶を切り出して使用したが、今では、結晶のきれいな人工水晶を結晶軸の方向を見定めてカットして使用する。 この水晶をカットする前の原石のまま発振さ…

EU1KY アンテナアナライザーをケースに入れる

先日来実験している、EU1KY アンテナアナライザーのこと、5月2日エントリ締め切りだったMakers Faire 2017 の対応で、一時中断していたが再開。バラックでは危険なのでケースに入れてみた。 タカチ SY-150B を使用、なかなか良い。すべての操作…

EU1KY アンテナアナライザーが動き出した

ユニクラフトの無料基板製作サービスで作ってもらった基板で EU1KY アンテナアナライザーのRF基板を製作、マザーボード STM32F746G-DISCO にファームウェアを書き込み、動作させてみた。 STM32F746G-DISCO側の受けは、Ar…

unicraft (ユニクラフト)社からプリント基板が届く

unicraft 社の無料プリント基板サービス で製作をお願いしていた、EU1KY アンテナアナライザーRF基板が届いた。依頼したのは、4月11日、到着は18日なので、ちょうど1週間というところ。 基板は1枚なので、エアキャップの封筒で送られ…

秋葉原でお買い物

新しいアンテナアナライザーの製作にとりかかって、プリント基板の到着待ちというところだが、並行して部品の調達のため秋葉原へ。抵抗、コンデンサなど手持ちでない値の分を買い足す。このボードには、電源にフェライトビーズの指定がある。無くてもかまわ…

EU1KY アンテナアナライザーの製作にとりかかる

以前に、K6BEZ タイプのアンテナアナライザーを製作して、MLA48のメンバーにも頒布した。このタイプのものは、SWR表示のみので、インピーダンスが測定できず、MLAの調整では時おり不便を感じることがある。どうしようかと思っていたところ、…

Arduino STM32 bootloader の覚書

Aliexpressから格安で入手できる、ARM ST32F1038T6 のボード、Arduinoの環境でソフト開発ができるというので、試してみた。買った基板は、これ、送料を含めても300円程度である。。 通常の用途では、Arduino NANO などが安価で入手でき、すぐに使えるのだ…

測距センサー VL53L0X を使ってみる

DADOS分光器のセッティングは機材や天候の関係であまり進んでいない。その合間に、興味深いデバイスが入手できたので実験してみた。 赤外レーザー光線を発射してその反射光 Time-of-Flight の時間を計測して距離を測定するというもの。ICの発売元は、…

アンテナアナライザー もう少し調整

Si5351A シンセサイザーユニットを使って、アップグレードを行っている K6BEZ アンテナアナライザーであるが、メンバーにKITを頒布する前に、調整をしたり特性確認を行ったりしている。 USBチャージャーモニタを使って消費電流を測定して…

アンテナアナライザー SWR校正データを作る

Si5351A シンセサイザーユニットを使って、160Mhzまで測定周波数を拡張したアンテナアナライザーだが、前にも記したように、表示されるSWR値に系統誤差があり、実際の値よりも低く表示される。 アンテナの共振点をみるだけなら、補正を行わ…

K6BEZ アンテナアナライザー 測定周波数範囲拡張

以前にMLA48のメンバーに頒布した「簡易アンテナアナライザー」は、K6BEZオリジナルが、30Mhz程度までの測定範囲となっているのを、AD9850 DDSユニットの改修により50Mhzまで測定可能となっている。 今回、Si5351Aクロ…

HAMフェア2016

ことしもHAMフェアは、「MLA48」のチームとして参加。 ブースは、「全国電波ホットスポット研究会」と合同で設置。 物販をしない純粋クラブチームにもかかわらず多くの人が訪れてくれた。 昨年、一昨年と、MLAアンテナを製作して出品したが、今年…

ESP8266 WiFi 電界強度計 アナログメーター表示

先日来いろいろとやっている、ESP8266 WiFi 電界強度計、WEB表示をこんなふうにアナログメーター風にした。昨日公開したところ、みなさんからは、見やすくなったとの評価を受けた。 例によって、グラフィックスのところのHTMLの記述は、SVGを使っ…

ESP8266 WiFi 電界強度計 グラフ表示

いろいろと実験をしている、ESP8266 WiFi 電界強度計、結果の過去1分くらいのデータをグラフに表示させることができないか試してみた。私自身は、WEB記述のHTMLに詳しくないので、いろいろと検索。JAVA Script を使えばできそうだが、サン…

ESP8266 WiFi 電界強度計 LCDをTS206に

先日製作した、WiFi電界強度計、表示のLCDを安価な、Aitendo の TS-206 に変更してみた。7セグメントの表示しかできないが、値段が100円なのでMLA48のメンバーに頒布するにあたって、コストが下げられる。表示も大きく、バックライトもついて…