AZ CASを観測しようと思へども

長周期食変光星AZ CASは周期9年4ヶ月に及ぶ食変光星である。食は予報どおり、17日に第一接触が始まるのだろうか。この星については、観測キャンペーンが行われている。予報によれば、まもなく第一接触がはじまるだろう。この食を観測しようとそれなりに準備してきた。搭載機材の関係で、北天が観測できないLX200にかわって、LX80赤道儀やLodestarを購入したのもそのひとつ。

準備不足とトラブルがたたっている。北天の星なので、一般的には狙いやすいが、昨日観測しようとしたらCCDカメラが引っかかってNG。おまけに、Filter Whellも動作がおかしい。昨晩はかなりのところまで快晴だったようだのに残念。

今日は雨、予報では、今日が第一接触である。うまく動かないFilter Wheelの修理とLX80の設置変更を行った。Filter Wheelは簡単には直りそうも無いのでV Filterのみで観測することにしなければならないだろう。三脚を動かすので、LX80は再度極軸の調整が必要である。ドイツ式赤道儀の動きにもいまいち慣れないところもあり、無理に第一接触の観測はあきらめたほうが良いのだろうか。明日は晴れそうなので、できる限りのところはやってみよう。