LX80とLodestarの接続ができた

やっと、LX80とLodestarの接続ができた。
インターフェイスは、先日来実験している、Meade 909 互換のST4信号が受け付けられるもの。

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実装は、こんな感じ、写真からはケーブルの陰になってわかりにくいが、Lodestarからの信号(白いケーブル)は、自作の9090互換インターフェイスに入力する。コネクタは、サンハヤトのCK-17を使用して接続した。

トラぶったのは、ピンアサイン。StarLight Xpress社のマニュアルには、ST4互換とあるだけで、実際のピンアサインが示されていない。しかたが無いので、ネットで検索して作成したのだが、いろいろと間違えてしまった。
RS232ケーブルを作るときにもそうだったのだが、1番PINがどこかということ。資料により、いろいろと違う。オス側かメス側から見るのか、正面なのか、背面なのか明示されていないのもある。D-subコネクタのように、PINに番号が書いてあったり、1番PINのマークが示されてあればあれば問題ないのだが。
ST4互換のピンアサインは、メス側を正面から見て、ロックの爪が下側のときに左端が1番ということで
1-NC
2-GND
3-Left(RA+)
4-Down(Dec+)
5-Up(Dec-)
6-Right(RA-)
という接続とした。これまでは、まったく逆の配置に接続していたため、信号の受け渡しができなかった。
こわれることが無かったのは幸いだ。リレー駆動の電源が接続されていれば故障していたかもしれない。

また、SWでの実験から、LX80側のAUXに接続するときに、コネクタを変更したのだが、このときに配線ミスをしてしまった。
おまけに、LX80のAUX端子から、+12Vが供給されなくなってしまった。調査したところ、どうも、パワーパネルのコネクタのゆるみだったようだ。

ともかく、Lodestarからの制御によりLX80を動かすことができるようになり、キャリブレーションをクリアすることができた。

LX200と違って、デフォルトの設定でOKというわけではない。くわしくはわからないのだが、Guideモードでの移動量が違うせいのようだ。これらのことにより、DEC側のキャリブレーションがうまく行かないこともある。パラメータの調整が必要だ。
それに、こんなバラックの接続ではなく、完成形にする必要もある。ケーブルさばきも必要だ。もうすこしかかるがかなりのところをクリアしたようだ。