三脚の足にかかる荷重

観測室のレイアウト変更を進めている。先日、電動ホイストを利用して作った簡易クレーンを使って、LX200-25をセッティングした。
秋葉原で吊り下げて40Kgまでの重量を測るスケールを買ったので、以前から気になっていた、赤道儀の三脚のそれぞれの足にかかる加重を測定してみた。
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三脚は、一方の足が南に向く状態にセットする。つまり北側を残り2本の足で支える状態。望遠鏡を南にセットして、このスケールで足を吊り下げて、それぞれの足を持ち上げたときの重量を測定した。

結果は、あまり正確な値ではないが、南側が10Kg、北側の2本がそれぞれ16Kgとなっていた。こんな感じ。

.       ↑
.       南
.      10Kg 
.       ▲ 
.   16Kg   16Kg

これは、赤道儀の重心が三脚の中心にないことを示していると考えてよいだろう。先日、組み立てたLX200用の赤道儀ウェッジの取り付け位置をもう少し南側になるように変更する必要がある。三脚はかなり頑丈なものを使っているので、当面はこの状態で運用して、暖かくなってから対応するか悩むところ。