木綿のハンカチーフ

きょうのNHKの歌謡コンサートで太田ひろみが「木綿のハンカチーフ」をうたっていた。
この歌は何度聞いても良い。1976年すなわち昭和51年の歌である。私は1975年に大学を
卒業して会社に入った。この歌のような人を故郷に残してきたたわけではないが、このような
女の子を望みたいと思った。結婚して20年経った今でも変わらない。

時代は変わりつつあった。その最後のところに出てきたのがこの歌だ。おとこと女なのすれちがい。
だからだめなんだと、識者は言う。
しかたないよなー。

妻は、女の子二人の農家の長女だ。婿を迎えて、そこで暮らすのだと思っていたという。
東京で知り合って結婚して、サラリーマンの私と各地を転勤することになったとき、夢のようだと
言った。今はまた、先祖がえりをして、いろいろなことを言っている。
歌われている、田舎に残らざるを得なかった女の子の気持ちが良く分かるという。

男はなー、待っていてほしいと思うだけだもんなー。

この歌はあまり、カバーバージョンを聞かない。
やはり太田ひろみがよい。
HNKには、もっと、きれいに撮ってほしいと思う。アップばかりが脳じゃないんだから。
いつまでも歌っていてほしいとおもう。