猫がねずみをとってきた。
今朝の午前３時である。
窓ガラスのむこうに気配がするので、おきた妻が窓をあけたら、ねずみをくわえたまま
入ってきた。騒ぎで私も起きた。ねずみはまだ生きていて、猫がちょっと気を許したスキに
逃げ出した。リビング中の明かりをつけて、さがした。もちろん、猫も探している。手負いの
ままどこかで死なれてもこまる。
やっと、箱と壁との間に潜んでいるのをみつけ、ビニール袋に３重にして、ごみに捨てた。
軍手は使ったが、気持ちの悪いぬくもりの感触が気持ち悪く残っている。
２週間前にも、朝起きたら、玄関にねずみの死骸があった。猫がとったものである。
この猫は、隣が飼っているのだが、地域猫の様相を呈しており、みんなでフォローしている。
我が家は、家が古くて、開放感があるせいか、また、庭が雑然としており、猫の身としては
いろいろとしのぎやすいようだ。
最近では、よくうちに来て、ごはんを食べては惰眠をむさぼっている。そのお礼なのか、
はたまた、役立つ猫であることを証明したいのか、ねずみをとっていたというわけだ。
ついこのあいだまでは、鳥をとってきていた。
先日などは、えさに文句を言って、出て行き、そのあと、けたたましい鳥の鳴き声がした、
と思ったら、鳥を捕まえてたべていた。
おとといも、芝生に鳥の羽が散乱していて、その気配があったのに。
ねずみを捕ってくるご恩返しは良いから、といっても通じないだろうなー。
