フィンランド・ハンガリー9 レストランでの食事

今回の旅行でのホテル泊は8泊、このうち、最初の夜は、飛行機で到着したばかりなので、体内時計では、深夜の12時になっている時間に食事をすることになるのでホテルの近くの店でサンドイッチとサラダとビールを買って部屋ですませた。スキットしたものが食べたいとのことで、すっぱ味のあるサラダを選んだ。

フィンランドの2日目は、ホテルの近くの、SIPULIという地元料理もあるというお店。地球の歩き方にも紹介されている。19時前に着席。トナカイの肉が食べたかったので、そのコースの中には入っているかと聞くと、入っているというので、向こうの進める、MENU(つまりコース料理)を頼む。ワインリストを見ると、バカに高い。一番安いものをたのんだ。
全体としてハズレ。
トナカイの肉は、ステーキでなく、前菜の中にほんの少し入っていただけ。
持ってくるのがとても遅い。他のテーブルもそうだったので、料理人が少ないのだろう。
デザートまで、4品しかないの、3時間もかかった。時差の関係で、眠くて早くすませて帰ろうと思って、ウェイターに言うのに、ぜんぜん聞いてくれない。
盛り付けが凝っている割には、味が良くない。調理場から、遠いのか、ぬるい。
高い。全部で€180、これまでのヨーロッパ旅行でで一番高い代金をはらった。
こちらもコースなんか選ばずに、もうすこし、やりようがあったとは思うが。

次のヘルシンキ最終日、近くのBellevueというロシア料理のレストラン。到着したときに、見かけてマークしていたところである。ここは、ヘルシンキで最初のロシア料理のお店とのこと、マダムが出迎えてくれた。ビールをたのんだら瓶ビールが来た。前菜は省略して、メインのトナカイの肉のグリルとラム肉、ワインはブルゴーニュで下から二番目に安いものをたのんだ。とてもおいしかった。値段もリーズナブルである。
このレストランのHPにも紹介されているが、一番高いのはキャビア
€88、その次は熊の肉で€63.9である。妻は次回は、熊の肉をたべてみようと言った。

ハンガリーでは、5泊したので、レストランで5回食事した。ヴェスプレムで2回、OLIVAと宿泊したGizella Hotelである。ブダペストで3回、Karpatiaとホテルの近くのレストラン、宿泊したホテルDanubius Hotel Gellertのレストランである。毎回、フォアグラを食べた。妻は一生分のフォアグラを食べたという。値段は、2500Ft~6000Ft(1000円~2500円)くらいでとても安く、大量に来る。料理法はグリルがメインでレストランによって、付け合わせの方法が違い、それが、味の違いとなる。とてもおいしかった。そのほかの料理は、豚肉料理をを中心にたのんだ。

これまでのヨーロッパ旅行では、まずビールをたのんで、前菜、メインをそれぞれに、ワインとミネラルウォーター、それぞれ半分食べたところで交換して楽しむ、というふうにやってきた。さすがに、二人合わせて110歳にもなると、大量に出てくるヨーロッパ、特に田舎のレストランでは、そういうわけにもいかず、前菜をたのんで見て、注文する量を考えるなどした。
どこのお店でもひとつの料理をふたりで食べるときには、「ONE FOR TWO」と言えば快く2皿に盛り付けて出してくれた。それでも、店によってメインの料理は、食べきれないほどである。ヴェスプレムのレストランはそうであった。
ビール、料理(メインを2皿)とワインをたのんで、5~6千円くらい。ワインはハンガリー産のもので、なるべくハンガリー種の葡萄を使ったもので、高くても2000円くらいのものにした。もっとも、ワインリストには、3000円をこえるワインはほとんどのっていない。

ブダペストでの夕食のレストランは、3軒とも生演奏のあるお店だった。その、すべてで、「ハンガリー舞曲(ブラームス)を演奏してくれた。それぞれに楽器も演奏のスタイルも違う。ゆっくりとしたテンポで演奏してくれた、料理では一番ハンガリーらしいワイルドさを出しているお店が良かった。