NHK 「コズミックフロント」 を見る

今日放送された、NHK 「コズミックフロント」 を見る。
それなりに興味深く見られた。NHKの宇宙関連の番組にありがちな、アメリカの取材に偏ったものでなく、日本の取り組みもたくさん紹介しており、良かったと思う。

最近のこの手の番組を見ていて思うのは、このような、最先端の研究の紹介が、ますます、天文から遠ざけていくのではないのかな、ということ。ハッブルやスバル望遠鏡で撮影された映像を見て、実際にアンドロメダ星雲でも、ボーっとしか見えないのだから、落差にがっかりするのではないだろうか。そのことがかえって、若い人たちから、天文を遠ざけているような気がする。

最近では、CCDカメラの発達により、30年前であれば、パロマーの200インチでなければ撮影できなかった写真がアマチュアでも撮れるようになってきているとは思うが。

都会のアマチュア天文家ができる観測はなんなのだろうか。ずーっとそのことを考えていろいろとやってきたつもりだ。
空が明るいので、星野写真は弱い。画像処理をがんばる手もあるが。観測テーマが弱い。
惑星写真はOK。これも観測テーマが弱い。
やはり、変化するものを観測するのがよさそうだ。