天文関連ソフト Win-7 64Bitへの移行覚書

来年のWinXPサポート終了に向けて、公衆系ネットに接続しているPCのWin-7化を進めているのは前に書いた。動作している天文関連ソフトのWin-7 64Bitへの移行をメモしておく。

・システム
WinXPからWin7へWinXPのソフトのインストール環境を残したままいこうできれば、32Bit版でも良かったのだが、できないということなので、Win7-64Bit版を使うことにした。XPはそのまま残して、別のDISKにWin7をインストールし、マルチ BOOTとする。XPでしか動作しないものは、それで動かすことにして、極力Win7に移行することにした。

MOTHERボードを変更したら、WinXPの再認証要求があった。これは、NETから可能であった。使っているOFFICE XPも再認証要求があり、はサポート終了しているせいか、NETからはできなかった。オリジナルDISKを入れて、認証窓口に電話をしてコードをもらいOKとなった。

・画像処理ソフトAIP4Win
再インストールしてHPでアクティベイションキーをもらってOKとなる。個人用では、3台まで使用可能とのこと。

・CCDsoft
私のバージョンは、1998年ごろのものであるが、再インストールして、HPからダウンロードした最新UpdateでOKとなる。HPによると、2013年8月でサポート終了となるとのこと。新しいカメラへの対応がなくなるわけだ。

・Makalii、PHDguiding、Guide9、AutoStarSuiteなど
初期設定はやり直しとなるが、そのまま、XPのDISKからコピーしたもので動作する。レジストリをいじらないソフトのせいだろう。

・Acrobat7
PDFファイルを見るのに、通常は軽快なFREE版のPDF-Xchange Viewerを使って、編集するときだけAcrobat7を使っていた。Acrobat7をインストールしてアクティベイションしようとしてもできないので、調べたところ、Adobeでは、Acrobat7ほか旧ソフトのアクティベイションサーバーを廃止して、そのかわり、アクティベイション不要のバージョンをライセンスキーを公開して自由にダウンロードできるようにしていた。これをインストールしてOKとなる。

・PhotoShop
私はPhotoShopのユーザーではない。画像処理といっても、測光がメインなので、このようなレタッチソフトはあまり必要としていない。前述のAdobeのHPにPhotoShop CS2があり、ダウンロードできるようになっているので、インストールして使ってみた。2005年に発売されたVer9.0で古いが、十分な機能をもっている。Win7での動作は保障していないが、動作しているようだ。

Win7-64Bit版にすることにより、メモリ空間が大きくなることでかなり快適に動作するようになった。ディスプレイは、2画面モードで使っているのだが、Videoドライバが良いせいか、Win7との相性がよいせいか、CHIPの温度があまり上がらなくなった。CPUの温度も低めになっており、信頼性が向上している。