JAMSATのシンポジュウムに行く

お台場の科学未来館で開催されたJAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)のシンポジュウムに行ってきた。会場は臨海線の東京テレポート駅から歩いて15分、人気の少ない、だだっ広いところを歩くのは、なんだかうつろな感じがする。

出席者は、30人くらい。例によって、年齢層が高い。
若い人たちは、大学関係者のみ。研究室でCUBE SAT(小型の人工衛星)プロジェクトに参加している人たちである。
天文の集まりに比べて、アマチュア無線若い人たちが少ないと思っていたが、大学とつながりが少ないせいだろう。JAMSATは近年日本の大学で流行しているCUBE SATのせいで、ちらほら、若い人たちが見える。

シンポジュウムの内容は、というと、正直言ってあまりたいしたこと無かった。講演内容もさりながら、質問がほとんど無かった、つまり全体としてアクティブでなかった。学術発表ではないので、といえばそれまでなのだが。逆に、こういった会合でも、学術的な発表があればと思う。

帰り道、ショッピングセンターの2Fから、有明埠頭に沖縄航路の船が停泊しているのが見えた。以前は、晴海埠頭から出ていた。40年ほど前は、飛行機の運賃がとても高かったので、沖縄⇔東京は船だった。2回くらい乗っただろうか。

例によって、花粉が多く飛んでいてきつかったが、快晴で風も無く、ビルの間に沈む夕日がきれいだった。