水曜日の夕方は「アルプスの少女ハイジ」

還暦も過ぎて、アニメを話題にするのもどうかと思うのだが、毎週水曜日の夕方は18時30分からのBS3「アルプスの少女ハイジ」を見ている。
デジタルリマスターということもあり、映音ともに鮮明で、なかなか楽しい。昔のように、入れ込んで見る事はないが、高いところから見ることもない。淡々と見ていると言う感じ。

Wikipediaこのページによると、放送されたのは、1974年のことなので、沖縄で大学4年のときということになる。FNN系列ということなので、沖縄テレビということになるが、当時の沖縄は、日本への復帰直後ということもあり、系列がいまのようにきちんとしていたかどうかわからない。なにしろ、復帰前は、民放局がNHKの番組を購入してCMをつけて放送していたのだから。

アニメ自体の詳しい解説は、WEBを検索していただきたいが、放送を見ていると、当時のいろいろなことを思い出す。
当時の沖縄は、復帰の混乱はあったが、ベトナム戦争の中継基地としてそれなりに潤っていた。大学入試に合格したとたんに父がなくなり、母が小さなお店をやっていて、大学にいくことができたのもそのせいである。つかのまのあだ花といったところか。

全52話の中で、今日は第40話であるが、まったく見た記憶がない。一番記憶にあるのは、ハイジのフランクフルトでの生活である。あと、クララがアルムに来てからのところ。当時の就職活動や卒業研究の進展とリンクしている。

時折一緒に見ていた甥っ子姪っ子たちも不惑の年を過ぎた。いろいろな思いが駆け巡るが、あまりまとまりのない感想になってしまった。あれから、40年、沖縄も日本も世界もずいぶん変わってしまったし、あの時代にもどることもない、というところか。