観測室の温度測定

梅雨が明けて、猛烈な暑さになっている。
昨年の8月に観測室のスライディングルーフの屋根に断熱塗料を塗る工事を行った。
断熱効果の再確認のため、観測室の温度を測定してみた。

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これが、先週、もっとも暑かったころの観測室内外の気温である。緑が室内、赤が室外である。室外よりも、室内のほうが高く、ピークはそれぞれ、37.5、39度である。
それでも、断熱塗料を塗る前は、室内は50度くらいになることがあり、40度は超えないようである。
もっとも暑かった、7月11日13時30分ごろに、放射温度計で測定した各部の温度は

屋根金属部 南側 42.4度
北側          41.5
床           38.0
壁           30.5

となっている。
一年程度では、断熱塗料の劣化は見られないようだ。

塗装する前は、気温が35度以上になると換気扇を自動でまわすようにしており、夜中になっても気温がなかなか下がらなかったのだが、今はその必要がないので、止めた。
エアコンを入れたほうが良いとは思うのだが、あまりに隙間が大きいので、効率が悪そうで踏み切れないでいる。夏場は透明度が悪く、ほとんど観測にならないので、室温が40度をこえなければ、なくても機器は耐えられるかと思う。