フリーマーケットへ行ったり観望会へ行ったり

大家さんと本をどのようなところから仕入れるのか、という話になり、フリーマーケットもそのひとつだということであった。今は本の出品も少なくなりつつあるようだが、過去にはいろいろと出物も多かったらしい。
フリーマーケットはここコロンビアにもあるのか、と聞いたら、常設の大きいものがある、朝一で行かなければだめだ、とのことで、昨日土曜日、6時45分スタートで連れて行ってもらった。
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家から車で15分ほど走らせただろうか、やっと日が昇ったころに到着。入口にはこのような看板が。

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会場内はとても広くお店のスペースは、屋根付、屋外あわせて野球場くらいの大きさがある。このほかに、駐車場が同じく野球場くらいのスペースがあり、歩いてまわるのもけっこう大変である。
この会場のHP US#1 Metro Flea Market によると、水、土、日とやっているらしい。水曜日はどこでも$30/Day、土日は屋根付が$20、屋外が$15とのこと。
お店はいろいろで、商売として洋服やおもちゃなどを売っているところもたくさんあり、野菜、果物、シーフードなど生鮮食料品売っている店もある。商売でやっている人はメキシコ人、インド人が多いとのことであった。
中国系の人だろうか、野菜を売る店があり、中国料理用の野菜を売っていた。その中には空芯菜やゴーヤーもあった。

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こんな感じでがらくたというか、昔のものを売っているところも多い。いろいろと見ているとアメリカの昔の生活がしのばれる物も多く、なかなか楽しい。

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自分で作ったものを売っている人も多い。これは、グリップが鹿の角のナイフで、刃物部分は他のものから取り外したものを使っている。ステンレスでなく、鋼を使ったものは値段が高く、彼のこだわりのようだった。

ちょっと時間が早すぎたようで、3割くらいしかお店が開いていなくて、めぼしい物を見つけることはできなかった。
帰りにゴーヤーを買おうと思ったのだが、広い会場で、そこには戻ることができなかったため、買うことができなかった。アメリカでゴーヤーチャンプルーを作って食べるのも悪くはないと思ったのだが。大家さんは9時から別の用事もあったので結局、トマトと桃をそれぞれ5個くらい$2で買って半分ずつわけて会場を後にした。


家にもどると奥さんが、天文観望会が今晩あると友人が言っている。良ければ、一緒にいったらどうか、というので行くことにした。夕食を済ませて、待っていると8時に彼らが迎えに来た。場所は市内で大学の近くの歩道に望遠鏡を出して、みんなに見せていた。かれらは、Midlands Astronomy Club のメンバーで定期的に観望会を開いているとのこと。
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こんな感じで気軽にやっている。

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望遠鏡はセレストロンがほとんどで、眼視がメインのアメリカでは、アイピースは2インチサイズを使っている人が多い。きれいに晴れて、土星と月が一番人気だった。昨晩は地元のチームのアメリカンフットボールの試合があり、町は閑散としていたのだが、そうでなければもう少し人が多かったかもしれない。

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彼は以前、Hubble Space Telescope センターに勤めていたとのこと。望遠鏡は10cmの屈折で対物レンズセルなどを自分で工作したりして組み立てたもの。赤道儀はVixen GP で見せてくれたダブル二重星がとてもクリアに見えていた。

観望会の会場は、ビアレストラン Hunter-Gatherer の前となっており、屋外の席で、ここの自家醸造の多少苦めのPale Ale ビールを飲みながら、大家さんの友人夫妻とのんびりと話をしたりして家に帰った。
盛りだくさんの一日でした。