これまでの使用経験から、PCからのリモートが使えれば、単独でLCDの表示や手動のコントロールボタンは必要ない、ということなので、PCとの通信機能とモータードライブに絞った。PCからのコントロールは、RS-232経由であったのだが、最近のPCでは搭載されないので、USBに変更した。これまでのコントローラは、PICを使っていたのだが、今回は、Arduino を採用した。
これまでも、こまごましたものを作るときにいろいろなマイコンを使用してきたが、種類が増えるとパワーが分散されるため、Arduino は避けてきた。Arduinoを使うシステムがあり、使ってみると、その便利さにびっくり。特に、USBを使ったPCとのやり取りが便利。また、互換ボードが安く手に入るため、これから手放せなくなるだろう。
というわけで、新しいものは、こんな感じ。今回は、Arduino nano 互換のボードとAitendoのA3967 マイクロステップMOTOR DRIVER基板を使った。この基板は、値段が安い割には、マイクロステップの機能を備えており、PC側から、DIR信号とSTEPパルスを加えるだけで、ステップモーターを駆動することができる。