Maker Faire Tokyo 2015 へ

昨日、Maker Faire Tokyo 2015 へ。
多くの人のレポートがあると思うので、気になったところだけ。
カメラを忘れ、携帯で写真を撮ったものの、保存を忘れで、ほとんど写真がない。

人工衛星関連のブースが4個ほどあった。いつも出ている、いつまでたっても実現しそうにないところもあるが、実用衛星の製作サポートが印象に残った。

イメージ 1
これは、そのひとつで、CUBE SATのBUS系を提供するというもの。実際に打ち上げられた、OPUSATをベースに作るもので値段は、300~350万円とのこと。
CUBE SATは以前から興味あるテーマであるが、最大の難関は、人工衛星の製作ではなく、打ち上げなのである。そこを聞いてみると、どこでも JAXA のプロジェクトに乗れば無料です、というだけ。
これだけのお金を払えば、確実に打ち上げます、というのがあれば、高くてもそれなりに検討の余地があるのに、あいかわらず不透明のまま。

写真は、多少ぶれていてわかりにくいかもしれないが、中国シンセンのSeeed のプロトタイプ、ないしは小ロット生産のデモである。左がCHIP部品マウンタ、右が半田リフロー装置(たぶん自作)。LEDが光るペンダントを作ってみせていた。イメージ 2

部品の調達、基板の作成、組み立てを人件費の安い中国で、自動機械と人出で安く製作できるのだろう。使われている装置がかなりアマチュアぽいところがあって居小見深かった。

イメージ 3

これは、2連の立体凧で、内側に風車発電機、中央にカメラを載せていた。聞くと、風力発電の実験をしたかったらしい。発電量は計算すれば、とても小さなものだとすぐにわかるのに。
この手の凧は、40年以上前に製作したことがあり、かなり安定してあげることができる。なつかしかった。

今年は、昨年とかなり違うテーマが選ばれていたように思う。昨年と同様に物品販売ができる有料のスペースが大きく、アマチュアが無料で展示するスペースは全体の1/5くらいだっただろうか。それゆえに、出展はけっこう難関なのだ。

来年はどんなテーマで応募しようか。やはり動くものでないと。