Raspberry Pi + GPS でNTPサーバー ログを見る

先日、運用を開始したNTPサーバのGPSからのオフセットログを見てみると、こんな感じ。
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9時スタートになっているのは、NTPの日ごとのデータのログをUTC 0時から開始するため。これは、昨日のデータであるが、ほぼ毎日このような動きをする。±40usec を周期的に変動する。

一方、外気温のデータを見ると、このようになっており、他の要因もあるかもしれないが、これにシンクロしているようだ。
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使用している GPSユニットは、アンテナと一体形になっており、ケースにいれてあるものの、外に設置して、秒パルスを Raspberry Pi に引き込んでいる。
このユニットは、TCXO すなわち温度補正の付いた発信器によってGPSに同期した秒パルス発生しているのだが、さすがに外気温度の変化をもろに受けていると思われる。

運用してからずーっとデータを見ているのだが、ほぼ±40usecに収まっているので、実用上は全く問題ないレベルだと思われる。
実際にデータを見ていると、同じような構成でNTPサーバーを構成している人たちは、ナノ秒まで追い込んでいる例もあるので、なんだかくやしい。パラメータ変更して実験すると、結果を見るのに、また時間がかかるので、簡単には取り組めない。
いわゆる高精度病とは、このことか。