機材が準備できたので、先日来懸案だったイノシシ対策用電気柵の設置に伊豆の妻の実家におもむいた。電気柵はいくつかのメーカーが製作しており、メジャーなところは、タイガーのアニマルキラー、あとニュージーランド製ガラガーなどがある。ネットで検索すると、製作KITなどもあるが、今回は比較的安価な、ここの製品を購入して、軽自動車のバッテリで駆動することにした。
屋外用の配電BOXに入れることも検討したが、昼夜検出のセンサが誤動作しないように外光が十分にあたる必要があるため、雨風や直射日光があたらないようにガードするにとどめた。また、盗難防止のため、目立たないような形にする。
これをイノシシの大きさに合わせて2段組みで畑を取り囲むように這わせた電線に接続し、アースも埋め込む。
電気柵を設置している旨の表示を取り付け。
イノシシは夜行性なので電気柵は夜間のみの運転であり、畑にもそうそう人が入ってくるとは思わないが、安全対策というところ。
電気柵は4000Vの高圧を1秒おきに数msecほどパルス通電する仕掛けである。人がさわると感電するが、パルス通電であることと電源のインピーダンスが高いため、傷害になるほどにはならない。イノシシを退治するためではなく、脅かして近寄らないようにするものである。
このままでも半年くらいは持つだろうし、もっと頻繁にここに来ているので、そのときにバッテリーを充電すればよいだろうが、ソーラーパネルを取り付けてメンテナンスフリーとする予定。