INDI/Ekos 導入 Fedora Astronomy でOK

Ubuntu で難航していた INDI/Ekos の導入、サポートされているもう一つのLinuxパッケージ Fedora で試してみることに。いろいろと検索していると、Fedora Astronomy とういうパッケージがあることがわかった。導入しようとしている、INDI/Ekos はもちろんのこと、天文、サイエンス関連のソフトが多数インストールされている。

早速、3G倍ともある ISOファイルをダウンロードして USBメモリに焼いてインストールしてみた。起動して、アプリケーションランチャーから Astronomy のフォルダを確認すると、Kstar(Ekos)を含むいくつかのソフトが確認できる。

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このメニューからは出てこないが、Astronomy.net やIRAFもインストールされている。

インストール直後の INDI CCD ドライバーは、画像のとおりで、SBIG、ZWOのものは入っていない。
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INDI/Fedoraのページを参考にして、SBIG と ZWOのドライバーをインストールする。このページに記されている Repository とファイルの指定の方法は間違っているようで、こちらのページにある方法で Repository を指定してインストールする
。すべてのサードパーティドライバをインストールしようとすると、どこかに不具合があるらしく、途中で中断してしまう。このため、以下のように、コマンドを入力して SBIG、WZOのドライバーを個別に指定することでインストールできた。
 dnf install indi-sbig-bleeding
 dnf install indi-asi-bleeding


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結果、このように無事インストールされ使用できるようになった。

ところで、このパッケージにデフォルトで採用されている Kosole というターミナルソフトがおそろしく使いにくい。
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上の画像で、通常のターミナルソフトでは、カーソルの位置が次の入力位置であるが、このソフトでは、カーソルの5キャラクター前の位置(上の画像では、”f”の後)が入力位置となっている。新規にコマンドを入力するだけなら問題ないかもしれないが、ヒストリ機能を使って編集したりするのは、著しく使いにくい。というわけで、GNOMEターミナルソフトをインストールして使っている。