Astronomy Linux の新しいバージョンをインストール

たくさんの天文ソフトをプリインストールしたパッケージAstronomy Linux の新しいバージョンがリリースされたので、観測用のPCにインストールしてみた。ISO イメージは4GB近くあり、Ubuntu 16.04 版はこちらから、18.04 版はこちらからダウンロードできる。USBメモリに焼いて起動して、通常のUbuntu のインストールラーで何のトラブルも無く日本語版をインストールできた。
動作中の画面は、こんな感じ。
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大学や研究機関で開発されたLinuxで動作する主だった天文ソフトがすぐに使えるようになっている。アイコンから起動する形にはなっておらず、ターミナルからのコマンド起動になるが、画像から位置を解析する Astrometry.net も入っている。当然ながら、解析に必要な星のデータは別途ダウンロードする必要がある。

こちらの記事を参考に Windows からリモートデスクトップでアクセスする設定を行い、うまくできるようになった。その様子。
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以前のAstronomy Linux のバージョンでは、どうやっても Windows からのリモートデスクトップ接続が設定できなかった。VNCソフトを使えばできたのだろうが。新しいバージョンでも 18.04 版では、リモートデスクトップを可能にするため、
 $ sudo apt install xrdp lxde
を実行すると、指定されたソフトがありませんというエラーとなってインストールできない。OSのバージョンは新しいほうが良いのだろうが、Ubuntu16.04 で不自由はなく、プライベートネットワークでの運用なのでそのまま使うことにする。