VirtualBox で INDI Ekos の動作OKとなる

以前に、VirtualBox で INDI Ekos の動作NG ということだったが、PCの設定が十分でなかったようで、変更したら動作するようになった。

VirtualBox で 64Bit OS を動かすには、Virtualization Technology の機能を ON にしなければ、ならないとのこと。この機能通常OFFとなっており、 ON にするためには、Bios の設定が必要なので、起動時のメニューから入って、ON に変更した。Virtual Checker で確認すると、Enable となっていることがわかる。うちで使っているPCのうち、1台はCPUがこの機能をサポートしていなかった。

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というわけで、ダウンロードしておいた Ekos VM のイメージファイル(アプライアンス)をインポートして、起動すると、このとおり。時計がこんなところに表示されるのはご愛嬌だが。イメージ 2

VirtualBox をインストールするときに、Extention Package もインストールすると、USBなどのI/Oも使えるので、OnStep 基板やカメラをつないで、INDIを起動させてみると、このとおり。
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いまのところ、WZOのカメラがうまく認識しないようだが、全体としては動作している模様。

Ubuntu Astronomy をインストールしてみると、
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問題ないようだ。

Windows7 上の仮想マシンとして動いているので、メモリも十分でなく、速度の点でも、当然遅くなるが、Linux がDISKをいじることなく試せるのはすばらしい。

VirtualBox のインストール、Ubuntu の導入方法は、WEBにたくさんの解説があるので、それらを参照されたい。
Ekos VM は、ダウンロードしたファイルを 「アプライアンスのインポート」として行うこと、Ubuntu Astronomy はISOファイルを指定してのインストール処理となり、仮想DISKのサイズが20GB以上が必要であることを付記しておく。