INDI/Ekos 導入 Ubuntu Astronomy が良さそう

Fedora Astronomy のパッケージをインストールして、いろいろと評価しているのだが、いくつか使いにくいところがある。我慢できないものは
 1)Kosoleの使い勝手。
 2)Screen Saverの設定ができず、一定時間キー入力がないと画面がOFFとなる
 3)CRTの解像度が固定

このうち、1)については、先日も記したが、これは別のターミナルソフトで代用した。2)は、私には全く必要ないもので、自動運転などでモニターしたいときなど、勝手に画面がOFFになり非常に不便である。 3)については、初期設定が1024×728となっており、システム設定などのメニューから変更できなかった。仕方がないので、設定を変更するソフトを探し出して、コマンドラインで、使っているディスプレイの解像度に合わせて 1600×1200 に変更した。今どきのLinux の他のディストリビューションでは、自動で検出して合わせてくれるのに。

そんなわけでどうにかならないかとNETを検索していると、Ubuntu Astronomy というパッケージを見つけた。スタートしたばかりの比較的マイナーなプロジェクトのようだ。こちらのSouceforge から 3.8G byte の巨大な ISO イメージがダウンロードできる。

早速、USBメモリに焼いてインストールしてみた。アプリケーションランチャーでINDI関連のソフトを確認するとこのとおり。イメージ 1

他にも、一般に知られている Astronomy 関連のソフトのほとんどが収録されているようだ。
イメージ 2

このGUIインターフェイスでは表示されないが、Astrometory.Net もインストールされている。さすがに解析用の INDEX ファイルは入っていない。

Kstar(Ekos)を確認すると、デフォルトでほとんどのデバイスドライバがインストールされているようだ。
イメージ 3

前述の Fedora Astronomy の使いにくいところは無い。なんだかずいぶんと回り道をしたようだが、これが決定版という感じがする。

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このバージョンでも、使っていると時おり
イメージ 4

こんなメッセージが出る。私がこの実験に使っているのは、中古のFMV Desktop 、CPUは C2D 、原因はよくわからないがいまのところ動作には影響が無い様子。

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以前に、Ubuntu でNG ということを書いたが、Ubuntu 日本語 Remix 版でなく、
アメリカのサイトからダウンロードしたバージョンでは、INDI、Kstars(Ekos) のドライバーが問題なくインストールでき、動作したことを付記しておく。