伊豆へ

関東地方のコロナ戒厳令はまだ解除される様子はないが、発表感染者が少なくなってきている。大手を振って行動できるわけではなさそうだが近所をイノシシや猿が闊歩する家に義母を一人で放って置くわけにもいかないので伊豆の妻の実家支援に。

川崎から乗った行きの「踊り子号」はガラガラ、前の席を回して4人掛けにして広く座る。有名な河津の桜は盛りをすぎて葉桜モードになっている。

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南伊豆町でも「みなみの桜菜の花まつり」が規模縮小で開催中とのことだがメインの青野川沿いの桜は河津と同じように葉桜に。

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国道沿いの菜の花畑は今が見ごろか。

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ここ2、3日寒波がぶり返してきたので実家の猫も日当たりの良い暖かいところを探してあちこち。

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やれやれといって背伸びをして甘えてくるので毛をすいてあげる。

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例によって、届いた行政からのお知らせやら年度末の書類などを点検したのち家の掃除、こまごました片付けをする。そして、いつもの獣害対策に入る。電気柵の下草を刈ったり、バッテリを充電したり、新たに鹿よけの目の細かい網を張ったりとやることはたくさん。

こんなふうに家の裏手の地中深くにあるタケノコをイノシシが掘り返して食べてしまっている。この時期のものは、キロあたり数千円もする。義父はこういうのを見つけるのが得意で初物として良く食べさせてくれたものだった。今はイノシシに食べられるばかり。

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気を取り直して農作業、ミカン採りをする。主力の温州やポンカンは早々に終わった。

今年はいろいろなミカンの果期が早いようで、いつもだと3月下旬から採り始めるニューサマーオレンジも多少酸味はあるが食べられる状態に。

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青いところもあるが熟するまで待って猿に食われるより収穫して保存・追熟させたほうが良いという義母の判断でせっせと採る。

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うちの留守宅をフォローしてもらっている近所のかたへのお土産にフキノトウを採る。フキノトウは盛りを過ぎて笠が開いてきているものが多いが、斜面にすこし日の当たらないところで良いものがとれた。

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日が長くなってきているので夕方までやって、一段落したところでで下賀茂の温泉旅館「石廊館」の日帰り温泉へ。

南伊豆町の公営温泉もあるのだが、こちらの温泉が安くてお気に入り。宿のスタッフによれば、しばらく休業していて、10日ほど前に再開したばかりとのこと。

 

帰りは昨日土曜日、来た時には駅の駐車場に宿の出迎えの車は一台もなかったがこの日は5~6台あり、改札口近くには幟を持ったスタッフが待機していた。

3月のダイヤ改正から今の「踊り子号」の車両(写真中央)は退役になり、新型車両(写真右)になるとのこと。ファンのみなさんが写真を撮っていた。

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熱海駅では修善寺からの列車と連結する作業を撮影しようとこのありさま。

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私もそうだが、みんなどこかへ行きたくて、お金を使いたくてウズウズしているようだ。緊急事態宣言が解除されたら季節が良いこともあり、爆発的に観光客が増えるだろうなー、と思う。