2月恒例 妻の実家支援

 2月恒例となった、妻の実家支援で伊豆へ。メインの作業は確定申告の書類作成。
10:16 川崎発伊豆急下田行きの「踊り子」の指定席は、9割くらいの席が埋まっている。そのかなりの客が河津駅で降りた。河津では桜祭りが行われているが、ここのところの寒さで2分咲とのこと。
海岸端のほうでは、写真のようにきれいに咲いているところもあるが、南伊豆界隈では、3~5分咲といったところだろう。
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簡易帳簿や領収書を整理して、申告書を作成する。義父が昨年末から体調を崩したので、みかん採りの人件費がかさんで必要経費が大きくなったため、控除により所得税はゼロとなった。来年は農業収入がもっと少なくなるだろう。下田市の会場で e-TAX 端末とやらに入力しておしまい。

メインの確定申告作業が終了したので、家の周りのみかん畑にうえられているものをツマミ食いしながら、散策する。上段のほうには、15年くらい前に沖縄にみんなで遊びに行ったときに持ち帰って植えたシークァーサーの木が2本ある。例年10月ごろから収穫できるようになるので、青くすっぱいものを出荷していた。今季はそれが出来なくて、木で完熟になってしまった。キンカンよりちょっと大きいくらいに実ったものを食べてみると甘さと酸味がちょうど良く、おいしい。

沖縄では、このような味のシークァーサーのものを食べた記憶がない。また、こんなにきれいに色づくこともないようだ。他にも出荷しなければならないものがたくさんあるので、これもそのままとなるだろう。2本は微妙に味が違い、写真のトゲが強いものがおいしいのは、遺伝子の妙というところだろうか。
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義父の体調不良により、毎冬1~2頭ほどいただいていたイノシシは、今年は無し。
イノシシは地中深くにある筍を掘り出して食べている。猿の群れも、わがもの顔であちこちに見かけるようになり、日本の田舎は確実に荒れて、野生に戻っていくようだ。