CNCマシンを合わせこまなくては

 例によって、EAGLEでパターンを起こして、CNCマシンでプリント基板を作ったのだが、裏面の位置が0.5mmもずれてしまった。ピン穴をひとつ切削してSTOPをかけた。原点を合わせるだけでOKのはずなのに、原点から遠いところのずれが大きい。やはり、1点だけで合わせるには無理がある。対角線のもうひとつを合わせ込めばOKなのだろう。市販のPCB切削マシンでもたしかそのようにしていたはず。

 つまるところ、これは、絶対精度を要求するか、精度の不備は運用でカバーするかという問題なのだろうか。これまでは、位置決めが許容範囲内だったので問題ならなかったのだろう。しょせんアマチュアが作って使う機械だから、どこまでも精度が保障されるべくもない。誤差が最小になるように運用できるように、せめて治具などを工夫しよう。それ以外にも切削のGコード生成にはもう少し工夫が必要だ。