久しぶりにへちま料理をたべる

 今日、妻が銀座にでて、沖縄ショップわしたに寄って、へちまを買ってきた。それをツナと豆腐でいためたものがきょうの晩御飯。おいしい。わたしは沖縄の人なのでへちまを食べる。へちまも、沖縄から運ばれて何日もおいたものなので、多少筋っぽくあるが、なつかしさが勝る。

 たべものは不思議だ。私はあまり、偏見はない。香港では蛇もたべた。とてもおいしかった。香港には鳥の足を甘辛く煮たものが、油で揚げて煮たものなどがあり、飲茶の定番メニューでもある。行けば食べる。日本人はこれを食べないので、日本からも足を大量に香港に輸出しているとのことであり、いつぞやは、その輸出用の名古屋コーチンの足を1箱買って、スープを作ったことがある。この、話をしたら、「そのへんのフンやらを踏みつけていたものでしょう」といわれてしまった。へちまも、「ごめんなさい。わたし、どうしても、あかすりは食べられません」と言われたこともある。なかなか、そういうふうには考えなかったのでおどろいてしまった。人間はあたまで食べるものだなーと思った。おいいしいのに。