義父が木材を提供

正月に伊豆の妻の実家にいった。
家作りの話をして、進行中のプランなどを説明。
なんと、義父から木材の提供の話があった。
妻の実家は伊豆のみかん農家、まわりを山に囲まれた家になっている。
まわりの木があまりに大きくなりすぎたので昨年、人をたのんで、切り倒したそうな。
そのなかに、大きなケヤキがあり、それを使えという。
うれしい。ありがたい。なにより、記念になる。

さっそく、現場まで見に行った。
正確に測定したわけではないが、直径70cmくらいある。
どうやって、降ろすのか、製材所は近くにあるのだが、川崎までどうやって
運ぶのか。
木材の乾燥はだいじょうぶだろうか。
大工はだいじょうぶだろうか。どこにつかおうか。
すべてはこれからである。

このことで、建築会社はきまったのかなと思う。
大手はだめだろう。小回りの効く、同じ区内の建築会社になるだろう。
というわけで、提案力も弱かった用賀の建築会社には早々にことわりをいれた。
早く、本命の会社と綿密な打ち合わせをしたいのだが、もう1社からの提案が
こない。今度の土日にはもらわなくては。

妻の実家はとても古い家である。柱は20~30cmくらいある。
もとは萱葺きで、それに、トタンの偽瓦をかぶせてある。
30年たって、それも錆びてきたので、本瓦に葺き替えることにした。
屋根材を調達することになり、向かいの丘の杉を切ることにした。
昨日、さっそく職人が来て、いくつか倒した。70歳をこえた人たちだが、実に手際がよい。樹齢100年になろうかという立派なもので、良い木であった。こんな、木を使って、昔からの村の大工が建てる家が日本の家だろう。
私の家もその一部をもらうことになる。