スライディングルーフのFANコントローラがやっとできた

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天体観測室スライディングルーフのFANコントローラがやっとできた。
プロトタイプはずっと前にできており、運転していた。
温度が33度でONになり、30度でOFFになるというものだ。しかし、とりつけられているFANは、あらかじめ、ONにしておかなければならない。FANは、扉と連動しており、ONにしているということは、FANの扉をあけているということである。これは、まずい。雨が降ったときには、入り込むことがあるということである。

結局のところ、人がそうするように、FANをONにするときには、紐を引いて、扉を開けることにより、ONにするという操作が必要だということになる。もちろんのこと、電源SWをONにするだけで、扉も開き、FAN(換気扇)もONになるというものもあるだろう。でもうちのはそうなっていない。

というわけで、人が紐を引くことをシュミレートする装置を作った。構成は、写真の右から、温度検出、モーターコントローラ、FANの運転検出になる。
 ・温度検出は、33度でONになり、30度でOFFになる。1分間隔で検出する。
 ・モーターコントローラは、一定の条件で紐を引く。
 ・FANの運転検出はFANが運転しているときには、ONとなる。

FAN(換気扇)は、紐をひくことにより、ON(排気)→ON(吸気)→OFFという動作になる。紐を、吸気の位置まで引かなければ、ON(排気)→OFFとすることも可能であるが、どうかして、吸気のままONとなる事態も想定しなければならない。

ロジックとしては、
  温度 ON  のとき FAN ON
  温度 OFF のとき FAN OFF
である。あたりまえか。
そのステイタスになるまで、紐をひく制御をすることになる。
紐は、引きっぱなしではなく、引いて戻す制御である。
引く長さを一定にするためにステップMOTORを使った。

企画から完成までずいぶんと時間がかかったが、昨日、暑い状況で運転してみたら、きちんと動作した。いろいろと、良くしたいところはあるが、一応の完成。運転を続けてみる。