パソコンでMOTOR FOCUSER

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MOTOR FOCSERはそれなりに順調に動いているのだが、POSITIONを記録・表示する機能のインプリメントがうまくいかなくて、単純なものとなっている。この状況をなんとかしたくて、新しい基板を調達したりもしたのだが、よくよく考えてみると、コントローラを別に設ける必要はないのだと考えて、パソコンで制御すれば良いのではと思ったのだ。

観測室には、パソコンがある。望遠鏡の制御にもCCDでの撮影にも使っているのだが、それらが、同時に動作することはない。パソコンで制御することの良さは、大きな画面を使えること、メモリに制限がないことなどである。また、プログラムの入れ替えも簡単である。
というわけで、パソコンのパラレルポート(プリンタポート)から、STEP MOTORを制御して、コントロールすることにした、

開発するTOOLは、いろいろ考えた末に、ACTIVE BASICを採用。FREEであること、軽いこと、使った経験もあることなど、大事なことは、パラレル制御のDLLがあること。MSのVisualStudioのVBもFREEであるのだが、巨大すぎる。

画面はプロトタイプ、LX200のピントノブを1回転から、1/8まで操作できるようにした。ボタンをクリックしている間MOTORが動作し続けるというのが、一般的な動作だと思うのだが、どうしても実現できない。こんなことで足をとられてはしかたがない、とにかく動くものを、と思って、ここまできた。

いろいろと、予定している機能がある。
 位置をメモリすること
 プリセットの位置まで、コマンドでいけること
 安全機能を設けること
 MIRRORの位置をセットして、ラックピニオンであわせる
などなど。

いろいろと実験をくりかえし、この連休の半分を使ってしまった。
今日は、くもりなので、実際の様子を見ることができない。
実戦の結果は後日。