マイクロウェーブ展2010 へ行って来た

午後から、半休にして、マイクロウェーブ展2010 へ行って来た。
初めてなのだが、なかなか楽しかった。

印象に残ったこと。
意外に女の人が多い。観察したり、交わされる話の内容を利いてみると、学生(大学院生)、研究者などが多いようだ。もちろん、ビジネス関係の人もいる。わたしの学生時代からは、考えにくいことだ。
大企業が少ない。代理店が多い。多分、マイクロウェーブ関連の会社は、圧倒的にアメリカである。軍事関連がたくさんあるからだ。
韓国の会社も目だった。ルビジューム発振器を作っているメーカーの展示があった。

今回のお目当ては、電磁界シュミレーターSONNETである。日本の代理店である、SONNET技研セミナーを実施して、その際に、SONNET Lite Plus のライセンスがもらえるとのことなのだ。通常だと、$495のライセンス料が必要なのだ。有料のセミナーに参加すると、5000円となるのだが、マイクロウェーブ展2010 の同社主催のセミナーに参加すると、無料でSONNET Lite Plus のライセンスがもらえるのだ。
セミナー自体もなかなか興味ある内容だった。代表者の石飛さんともお話をすることができ、シュミレータの使い方の勘所などをきくことができた。

この、SONNETを何に使おうのかというと、アンテナの設計である。MMANAではうまくシュミレーションできない、平面アンテナなどを研究してみたい、と思ったのだ。解説本もいくつか出ている。実際に動かすのはもう少し、あとになるだろうが。なにしろ、ある程度の高周波の基礎学力がないと使えないしろものなのだから、じっくり取り組むことにする。