続 変光星観測者会議 見学会など

初日の夜に、岡山市内で懇親会。
多くの会がそうであるように、これがメインという感じで盛り上がった。
いろいろな人といろいろな話をする。
2次会までつきあった。

2日目会終了後、午後から、、見学会。
今年度設置された、これは、岡山理科大学の40cm MEAD LX200。実習、研究用で
ピッカピカであった。
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このほかにも、ドーム、スライディングルーフが1式ある。
全体的に、整備途上というところ。
太陽観測用の望遠鏡の設置を進めているとのこと。

このあと、倉敷天文台へ。
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倉敷天文台は、日本で初めての民間天文台として、1926年に開設された。
どちらかというと、本田実氏が彗星・新星捜索で活躍した天文台というふうに知られているかと思う。このドームに、開設当時からの、32cmニュートン反射赤道儀が設置されている。これは、現在は現役でなく、モニュメントで、公開用望遠鏡は、別棟にある。
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イギリスから輸入されたもので、日本の緯度に合うように傾けて設置されている。
F値が大きいため、鏡筒が長く、全体が写らない。
赤道儀の駆動は、錘が落下することによって、赤経軸のウォームギアまわす方式。
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この下の階に錘が落下するようになっている。
一定速で回転するモーターが入手困難な時代だったのだろう。

というわけで、16時過ぎに倉敷駅で解散。
たのしい会でした。来年は、東日本でとのこと。