伊豆の桜はまだ

2泊3日で伊豆の妻の実家に行ってきた。7月に腰を痛めたため、行けなくて、久しぶりである。今年の冬は寒い。前の日の東京は雪だったせいか伊豆急線から見た伊豆大島三原山に残雪が見えた。いつもなら咲いている河津の桜もぜんぜん咲いていなくて、踊り子号から見える出店だけが目立つ。妻の実家は南伊豆町下賀茂温泉の近くであるが、町の観光協会が主催する「みなみの桜と菜の花まつり」も、桜は蕾のままで、菜の花だけというありさまである。

今回のメインは、FAX電話の工事。いままで使っていたFAX電話が故障したので、新しいものに交換すること。この際なので、コードレス子機を増設して、台所と寝る部屋で電話が受けられるようにした。寝床に入ってからの電話は、出るのが億劫ということだったので、便利になったと思う。

工事はすぐに終わったので、いろいろとお手伝い。妻は、そこら中に生えているフキノトウを採る。わたしは、シークァーサーの収穫をした。ここはみかん農家、主力の温州の収穫は終わっている。このシークァーサーは、数年前に沖縄旅行の際に苗木を2本持ち帰って植えたもの。いつしか忘れてしまっていたのだが、昨年、すずなりに生っているのを発見。時は3月で完熟であったが200個ほど収穫して、道の駅下賀茂温泉湯の花で売ったところ、またたく間に売れたとのこと。
とてもすっぱいので、沖縄では、青いまま絞ってジュースにしたり、泡盛を割って飲むなどしている。今年は、時期が早かったので、とてもきれいなものが収穫できた。

それにしても花粉がずいぶんと飛んでいる。家のまわりにも杉の木があり、黄色い花粉をいっぱいにつけている。やられてしまった。じわじわと鼻の粘膜などに浸透してきて、ちょっと冷たいところに入ったりすると、それをトリガーにしてくしゃみを連発した。いまでも、鼻水は出るし、頭がぼーっとしている。花粉は例年の数倍とのこと、これから伊豆に行くには、マスクなどの対策が必要だろう。