ST-9 乾燥剤のトラブル

使っている冷却CCDカメラST-9が結露するようになったので、乾燥剤の処理をしようとして、乾燥剤プラグをはずしたところ、乾燥剤の栓をしている金網がはずれて、乾燥剤がこぼれてカメラ内にぶちまけられてしまった。

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写真の中央付近ヒートシンクの横の穴が乾燥剤プラグが入っていたところで、CCDチェンバーに通じている。昆虫の卵のような黄色いつぶつぶが、こぼれた乾燥剤である。

裏側の見えるところは、掃除機で吸い取ることができた。CCDチェンバーの中まで入ってしまったので、前面のパネル、回転シャッター板をはずして取り除いた。かなりのところは、掃除機で吸い取ることができ、幸いにして粒が1mmくらいなのでこまかいチリとはならなかった。CCDには付着していなかった。
それでも、多少ねばりけのあるものあり、基板をはずさずに作業したので1時間くらいかかって、ほんど取ることができた。残っていたとしても、CCDやシャッター、電子回路の動作には影響ないだろう。
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乾燥剤のプラグはこんな感じだが、金網は差し込むだけで、周囲を加工しているわけでもないので、あまり良い作りとは言えない。電源を入れているときに、この金網がカメラ内に落ちると、電気回路がショートして故障してしまうだろう。そうならなかったのは不幸中の幸いだ。

乾燥剤を入れなおして、カメラに戻したいのだが、乾燥剤の栓をするうまい方法が見つからない。穴径は6mmくらい、安全を見てプラスチックを使いたい。ゴム栓に穴を空けるか。湿気は通しつつ、こぼれないようにということで、網状の構造は必須だと思うが。ホームセンターか100円ショップでもまわってみるか。