「舟を編む」を見てきた

昨日は妻と一緒に有楽町の丸の内ピカデリー2で映画「舟を編む」を見てきた。昨年度の本屋大賞作・三浦しおんの原作を映画化したもので、辞書【舟】を編集する【編む】ひとたちの感動的なエンタテインメント!、というふれこみである。

妻は、とっくに原作を読んで私にもしきりに勧めたのだが、リタイヤ生活といえどもすることは多く、小説を読む時間がない。映画は1ヵ月前から公開されていたのだが、ハンギングバスケットの作品作りでなかなか時間がとれなかった。

映画はとてもおもしろかった。辞書作りというのは、かなりオタクっぽい話なので、エピソードのひとつひとつが良くわかる。
ろくに女の人と話もできなくても、このような仕事ができる人に妻も来て生活が営めるのが良い社会だと思った。
恋人(妻)役宮崎あおいは、「天地明察」といい、オタっきーな男の妻の役が似合う。これが、仲間由紀恵だと、かなり違う雰囲気になる。

映画館丸の内ピカデリー2は、586席あるが、公開後1ヵ月ウィークデーということもあり、観客は30人くらいしかいなかった。平均年齢は50歳後半というところ。若い人が一人もいなかった。GW中はどうだったのだろう。