Reading Vocabulary の授業

Reading Vocabulary の授業は、二つの教科書を使って行われる。ひとつは、Active Skills for Reading で、どちらかというと精読という感じである。例題の文章は50行くらいで、中にとりあげられている単語についても、語彙を増やすような形で解説があり、練習問題が設定されている。
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先生は、毎日この練習問題を宿題にして、翌日教室でクラス10人全員にいきわたるような形で指名して答えさせる。日本人の名前が覚えにくいらしく、私ともう一人の名前をミックスしたように発音されるのはご愛嬌だが。
このほかにも、解説されている単語の別途、同義語や反対語などを調べてきなさい、などというものも出る。授業中に最低3~4回はあたるようになっている。先生は宿題をやってきたかどうかをか必ずチェックして、出席簿につけている。

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もうひとつの教科書は、Timed Reading Plus といもので、速く読んで理解するということに主眼をおいたものである。30分の時間内に、メインの文章とサブの文章を読んで、内容が理解できたかを確認する問題に答える。読むのにかかった時間を記録して、回答を自己採点する。それをグラフにして、理解度を上げていくようにしていく。文章を理解するうえで、常にFACTなのかOPINIONなのかということと、Main なのかSub なのかということを確認して読むようにと指導されるし、練習問題もそのように作られている。

また、週に1度は、コンピュータルームでの授業で、ネットの記事を読んでサマリをまとめたり、リーディングテストのページで時間内にたくさんの文章を読んで質問に答えるトレーニングサイトでの訓練がある。このほかにも、先生が見つけた新聞の記事を読んで、1文章でサマリを書け、などというのもある。これがなかなか難しい。
先生は、とてもまじめで、毎日、たくさん問題と宿題を出して、採点し、毎週金曜日には Vocabulary Quiz として試験をする。

Time Reading をしていて気がついたのだが、私は、皆さんよりもはるかに人生経験があるので、書かれている内容が聞いたことも無いというのは、まれである。このため、書かれている英文を読むときに、こうだろうと勝手に推測して問題に答える傾向があるようだ。それはそれとして必要なことではあると思うが、あくまで、書かれているFact とOpinion を読み取って答えていかなければなならいと思う。