ガイドカメラ用のレデューサーを作る

LX200-20に乗せているガイド鏡は Explore Scientific - AR127焦点距離が826mmあり、比較的視野の広い Lodestar でも、ファインダーも兼用するのはちょっと苦しい。手持ちのレンズとCマウント接写リングでガイドカメラ用のレデューサーを作ってみることにした。

Lodestar や ToupCam はCマウントなので、だいぶ前に購入したCマウント接写リングを改造して使うことに。今なら、このあたりのメーカーのものが購入できるだろう。
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レンズは、秋月で購入した、D=26mm、f=100mmくらいのもの。在庫セールだったので、とても安かった。アクロマートでコーティングもされている。小さな双眼鏡に使うものであったと思う。
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これが入るように、接写リングを削り、接着剤でレンズを貼り付けた。ちゃんとした製品であれば、ネジを切った留めリングなどがあるところなのだろうが、自家用なので、安直にすませる。レンズのコバあたりは、つや消しの黒塗料を塗りたいところ。
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できあがりを実際に、ToupCamに取り付けると、こんな風になる。
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レデューサーの計算式は、
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m:拡大率
L:レデューサーレンズ~カメラ焦点面までの距離
fr:レデューサーレンズの焦点距離
d:本来の対物鏡の焦点面から補正後のカメラの焦点面までの距離
  (ピント引き込み量)

Cマウントの接写リングは、いくつかのサイズがあるので、つなぎあわせたりして拡大率をこまかく調節することもできそうだ。拡大率は、0.6 くらいで使用する予定。

昨晩、実写で視野やケラレの状況などを確認しようとしたのだが、こちらは、夜半近くまで雲が多く、テストできなかった。