ロケット交流会2015

たまには秋葉原以外のところにも、というわけで、お台場の科学未来館で開かれた、ロケット交流会2015へ。講演は、ほとんどが昨日にあったので、聴くことができず、展示されたものを見ながら、出展者と話をしてきた。

気球を飛ばすチームやら、花火の打ち上げのようなロケットから、JAXAのLE9ロケットエンジンの開発チームまで、かなり雑多なものだった。いくつかを紹介。

福岡県筑紫台高校のロケット。固体燃料つまり火薬で打ち上げる。300mくらいまでいけるとのこと。
奥に見えるのは、個人が製作し、ネバダ州の砂漠で音速超えを実現したペンシルロケット
イメージ 1

東工大のロケットのテレメーターなど先端部分。実際に秋田で打ち上げたとのこと。
JAXAを除くと、いちばん完成度が高かったように思う。
イメージ 2

QSQZSSさん人工衛星、ロケット向けGPS受信機。人工衛星は地上を走る自動車などとは比べにならないくらい速く動く。その結果おきるドップラーシフトや高加速度にも対応できるとのこと。人工衛星に搭載状態をシュミレートするGPS信号発生器で見せてくれていた。イメージ 3

国土が広く、比較的自由な環境のアメリカと違い、空港、自治体の許可に苦労しながら打ち上げをがんばっているようだった。