Makers Faire Tokyo 2017

招待券もいただいたので、Makers Faire Tokyo 2017へ。
今年は国際展示場の東館7、8、延々と歩いた。

暑さのせいで集中力を欠いたせいなのか、今年は、ピンと来るものがあまりなかったような気がする。
いくつか印象に残ったもの。

千葉大学で建築技法を研究する平沢研究室が開発した、木材加工のための5軸CNCマシン。直接平沢教授とお話することができた。必要な機械を自前で作るというところが頼もしい。
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アレイに配列したPINフォトダイオードで検出した放射線量をLEDアレイで表示する装置。LEDディスプレイの垂直方向は線量を示す。
X線望遠鏡のすだれコリメーター風にすれば、方向が検出できるのだろうか。それに意味があるのだろうか、などと考えた。
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展示されているテーマよりも、このブレッドボードに目が行った。MFTに限らず、ロケット展などでもブレッドボードに組んだものがかなりある。装置の信頼性ということをシステム工学的に考えなければならないと思うのだが、今どきの学生にとっては、半田付けするよりも、ブレッドボードのほうが信頼性が高いのだろうか。
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リコーダーを使ったパイプオルガン。鍵盤を押すとプランジャーで弁を開いて圧搾空気を送り、笛を鳴らす。原理、構造は教会にあるようなパイプオルガンそのもの。製作者は、お子さんの学友からいらなくなったリコーダーの提供を受けて製作したそうな。リコーダーはタダだが、プランジャーは高い。1個1,000円くらいとのこと。
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いしかわきょうすけさんのミニプロッタ群。今年も盛大に展示。駆動部分、私だったらステップモーターを使うところをDCモーターとリニアVRで制御するこだわり。
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いつかは出展の側に立ちたいなー。