昨日も書いたように、赤道儀のフィールドテストは天気の回復待ちなのだが、ネットをさまよっていたら、OnStep という、Goto Mount システムを見つけた。Arduino MEGA2560 または、Teesy という高性能 ARMボードで動作する。ソフトは、Arduino IDE で開発することができ、ソースコードも公開されている。
ハードの構成は、AstroEQとほぼ同じで、モータードライバが自由に選べるようだ。なによりも、コマンドがLX200 ほぼ互換というところが良い。
AstroEQ とは、モータードライブコントロールなどの入出力ポートの使い方がちがうので、設定変更なしに、製作したボードでは動かすことができない。なので、手持ちの、Arduino MEGA2560 ボードにインストールして、モータードライブ出力やPCとの接続の様子をみてみることにした。
こんなふうに、RAのステップパルスを確認するも出力されない。信号レベルは、”L”のままである。
LX200 のコントロールプログラムを動かしてみると、
コマンド互換なので動作しているようだが、NSWEのボタンを押しても、通信状態を示す LED は点滅しても、RA・DECの値は変化しない。そのままにしておくと、RA の値が少しづつ変化する。つまり、赤道儀はホームポジションに固定したまま、動いていない。
プラネタリウムソフト SkyChart で接続すると、なぜだか架台が LX200 では、接続できず、ASCOM Telescope として接続する。
やはり、接続はOKだが、うごかない。Tracking をON にしても、ON にできず、エラーとなる。
よく分からないので、うまく動作させるために、ネットで、先人の知見をいただく。
「OnStepコントローラーは、電源ON後、Bluetooth接続のスマホアプリから、
トラッキング開始の操作をしないと恒星時駆動が始まりません 」
とのこと。
このページには、それを回避する手法も述べられている。
で、それをやってみると、
あえなく、エラーではねられた。
原因はわからない。いろいろと、動作・開発環境が違うようだ。参考にした、ページは、Teesy のボードを使っている。私の、Arduino MEGA とは、違うのだろう。ソースを読み込んで、適合するように、変更しなければならないようだ。