Datyson T7M カメラで食変光星観測 YY ERI

先日の CD TAU に続いて、YY ERI を観測してみた。CD TAU よりも、極大極小とも、1等級ほど暗い変光星である。昨晩の極小予報は、24時10分ごろ。21時すぎから観測開始。

レンズは50mm、F1.8 、露出は8.5秒。
ダークもフラットも処理した画像はこんなかんじ。
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21時30分~25時45分ごろまで、30秒おきに、 500フレームほど撮影、測光処理してグラフにしてみた結果である。
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全体に誤差の大きい値となっているが、食はとらえている。観測の開始、終了のあたりは、高度が低いため、よけいにばらつきが大きい

撮影ソフトは SharpCap を使った。SharpCapには、IronPython によるスクリプトを実行させる機能がある。これで簡単なスクリプトを書いて連続・インターバル撮影を行うことができた。
SarpCap のスクリプト機能は、2.9 までは無料で使えたのだが、Ver 3.0 以降は、有料バージョンのSharpCapPro(£10)でしか実行できないようになっている。いまのところ、3.0 が必要なところは見当たらないようなので、このまま使うことに。