伊豆へ 連休前の作業支援

伊豆の妻の実家へ。10連休前にいろいろと作業支援、主としてみかんの収穫。売店から注文が来ているとの事。今は、夏みかん系統のものが旬である。
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これは、ニューサマーオレンジ。色目がさわやかで適度な酸味と甘味のバランスが良く、比較的いい値段で売れる。コンテナ10個くらいを採ったか。

レモンもまだまだ収穫できる。レモンは果期が11月~5月までと長く、マイペースで収穫できるのでとてもやりやすい。まもなく花の季節になろうとしていて、紫のつぼみが出ていた。みかんの花は白なのだけれどレモンは紫のの花が咲く。あと数日で花が見られたのに。
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筍もたくさん出ていたので、自分たちが食べる分を掘った。絵にかいたような筍では硬くて煮物でないと食べられない。こんなふうに地表にちょっと頭を出したくらいだと、エグ味も少なく刺身・わさび醤油で食べてもおいしい。
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実際に掘ってみると、網の目のように根があり、なかなか大変である。亡き義父にはとても見せられない下手さだが、2本収穫。
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イノシシはこれを地中に埋まっているころに掘り出して食べてしまう。こちらは、イノシシの食べ残したものをいただいている感じ。すぐに茹でて持ち帰ってきた。

イノシシの害は相変わらずである。かなり力もあるので、こんなふうに石に下にいる虫やミミズをたべようとひっくり返したり落としたりしてこの有様でどうしようもない。
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田舎の平和を乱すのは獣ばかりではない。アンケートなどを装って、いろいろな電話もかかって来ているとのこと。曰く、
 「老後の蓄えはありますか。いくらくらいお金を持ってますか?」
 「昔からの骨董品をもっていませんか?高く買い取ります」
 「不用品を引き取ります」
 「この電話番号は詐欺グループのリストに登録されています」
などなど。
義母は「年寄りだから、良くわからないので子どもたちにきいてもらうために電話を録音しますね」というとすぐに電話を切るとのこと。

どこかに書いてあったが、マスコミも「おれおれサギ」、「かあさん助けて詐欺」「アポ電」などと変なことばを使わずに誰もがわかる「電話サギ」と言えばよいものを、そうは言えない事情があるのだろう。固定電話は本当にリスキーなものになってしまった。実家のように特に昔から使っていて、電話帳に載っているものは。

一人暮らしの義母をサポートするために、家や庭を見えるようにネットカメラを取り付けた。当初は外から見えないようにしようかと思ったが、監視カメラがあることが抑止力になればと思い、このように。
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どこか中国のサーバー経由でスマホやPCでモニタできる。サーバーのセキュリティもどうだか知れないがトレードオフで「見守りカメラ」が優先だろう。
次回は、きちんとイノシシ対策をしなければ。電柵を用意してあるのだが、他にも超音波による忌避でも試してみようか。